Motorcycle
いきなり発表。SUZUKIのフラッグシップ08年型「GSX1300R Hayabusa」はキープコンセプト。
ショーのシーズンではないこの季節に、メーカーの売れ筋モデルが発表されると言うことは無く、大抵は秋のショーシーズンに大挙として発表してくるモノなのですが、SUZUKIは何を思ったのか不意打ちとも言って良い、いきなりの発表を行いましたヨ。それは、08年モデルとして登場予定のフルモデルチェンジされた同社のフラッグシップモデル「GSX1300R Hayabusa」なのです。しかし、発表されたのは外観だけで、細かいスペックは公開されていません。発売するヨというアドバルーン的な発表のようです。
公開された新「GSX1300R Hayabusa」の外観写真を見ると、全体的なシルエットは、現行の「GSX1300R Hayabusa」とほぼ同じなので、そのデザインがキープコンセプトだという事がよく解りますね。SUZUKI的には、現行モデルは優れたデザインで人気もある為、あえて大きな変更をせずとも良いという判断を下したって事なんでしょうかね。でも、細部を細かく見ていくと全く違ったディテールを与えられていて、深海魚の様なヌメリ感がいっそう強くなっているように感じます。恐らく、クランクカバーまで伸びたサイドカウルが、その傾向をより強めている様に思いますね。「GSX1300R Hayabusa」のアイコンとなっているおむすび型のリアカウルも健在ですヨ。
「MCN」の記事(こちらも)によると、発表された時の車名が「GSX1300R Hayabusa」だったので、排気量は現行の1340ccと同じではないかと思われ、現行の1290ccから50ccアップの1340cc(四捨五入して1300という事)となり、ピークパワーは、ライバル車であるKawasakiの「ZZ-R1400」の198hpよりも高い数値を発生させているんじゃないかと思われます。170hpよりも高い数値の186hpを発生させているんじゃないかと思われます。SUZUKIの伝統として、業界最速っていうのが好きって言うのがありますから、まぁ、その傾向は誰にでも予想は出来るんですけどね。
後、写真から判断できる部分として、フレームとスイングアームの剛性アップと、フロント倒立サスペンションの改良、直径310mmの小径ブレーキディスクと、軽量なホイールの採用、バネ下加重を減らす事で運動性向上に視点置いているようです。直線だけが取り柄のモデルではないぞという意気込みが感じられますヨ。高速道路だけでなくワインディングを走っても楽しそうです。
また、足の短いライダーに朗報、シート高が低くなっているそうです。これで、乗るのを諦めていた人も購入に踏み切れるかも...。ただ、元々、結構高い方に入る「GSX1300R Hayabusa」ですから、低くなったといっても、まだまだ高いと思いますけどね。
価格は、8,900ポンド(日本円で約2,190,000円)と9,100ポンド(日本円で約2,240,000円)の間だそうです。英国では、輸入車は総じて高価格なので参考にもなりませんが、感覚的に100万円台後半でもかなり後ろの方とくらいと見積もっていればよろしいんじゃないでしょうかね。10月ぐらいには、欧州のモーターサイクルショップの店頭には並ぶ予定だそうですヨ。その頃には、細かいスペック関係とかも解っていると思います。
--追記--
kenさんからの情報で、重量は220kgだそうで、これに186hpのパワーが加わると...。創造つきません。やっぱりというか、「GSX-R1000 K7」と同じように3段階のパワー調節できる機能が付いているそうです。街中では150hp以下じゃないとつらいですからね。さらに、バックトルクリミッターも付いているそうですヨ。あのパワーで後輪が跳ねたら、考えるだけでも恐ろしい...。後、シートは805mmと日本人にとっては微妙な数値となってます。国内での販売価格は160万円弱だそうです。
コメント [2]
昨日近所のレッドバロンで予約をはじめていました。重量は220kg、シート805mm、GSXR1000のようにパワーを3段階調節できる機能があります。バックトルクリミッターありです。値段は160万弱のようです。ZZRと同じ位の値段にしたのでしょう。
>kenさん
亀レスですみません。
情報ありがとうございます。助かりました。
先日、行きつけの赤男爵に行ったら、08型「GSX1300R Hayabusa」の価格が出てました。ナント、148万円。100万円台ギリギリ前半に持ってきましたヨ。これで俄然魅力的に写っている人多いと思いますヨ。