最近深夜に放送されているショップジャパンのTVショッピングでよく見かける｢Billy's Boot Camp｣っていうエクササイズビデオなんですが、買っちゃいました。実は、冬場休んでいたエアロバイクの運動を再開した後、健康診断でまたもや痩せろと言われ、運動時間を増やせと言われてしまったのが原因です。この｢Billy's Boot Camp｣って最近かなり有名になったので知ってる人も多いと思いますが、掻い摘んで説明すると、ビリー・ブランクスっていうおっちゃんが、米軍の新人向け基礎訓練をベースに開発した七日間の短期集中型ダイエットプログラムなんだそうです。七日間の短期集中で簡単できるというふれこみ割には過酷な運動で、これを着実にこなせれば成果が出ない筈はないと思いますヨ。後、ビリーの軍隊仕込みのアメリカンな励ましが癖になるという特長もありますヨ。

という訳で、｢Billy's Boot Camp｣入隊1日目。

気軽に1枚目の基本プログラムを再生してエクササイズをスタートしたんですが、最初の5分間はストレッチで楽勝だったのですが、初っぱなから、スクワット系の運動の連発ですヨ。エアロバイクの運動の運動のお陰で、いきなり太ももの筋肉と腹筋が悲鳴をあげる事は無かったのですが、明日の筋肉痛が来そうなのが容易に予想できるぐらい負荷を与えまくってます。

しばらくして、ビリーバンドを使うエクササイズになったのですが、ビリー教官が、初心者は使わなくてもイイとおしゃってくれてましたので、お言葉に甘えて使いませんでした。今日の負荷より明日の筋肉痛です。けど、使わなくても十二分にキツイです。ビリー教官!!

20分経過した段階で、近頃かいたことのない量の汗が体からにじみ出てきますヨ。ここら辺から、打撃系のエクササイズが始まるわけですが、キックしただけなのに、軸足に力が入りませんヨ。お陰様で、足はもつれるは遅れるはで、フラフラ状態です。

そこに、ビリー教官の軍隊仕込みのアメリカンな励ましが、萎えそうな心に火を灯してくれますヨ。
｢スリムな体を手に入れたいんだろ。｣
｢脂肪を燃やせ。｣
｢これは効いているだろ。｣
｢諦めるなっ!!｣
｢筋肉を感じろ!!｣
｢OK! ワンモッセッ!! ゴー!!｣
｢後1セット!!｣
｢OK! グッジョブ!!｣
等々、癖になりそうです。

30分過ぎから、ステップして打撃というエクササイズになるんですが、ついていけません。ビデオで2回するところを、自分は1回と数を減らして何とかクリア。しかし、この疲れた体にビリー教官は次から次へとエクササイズを課していきますヨ。もう過酷としか言いようがないです。40分過ぎた辺りから、寝そべって足を上げたりする腹筋エクササイズなんですが、ビリー教官、もう腹筋に力が入りません。4、5回で動けなくなり、ピクピクとツリ気味になってしまいましたヨ。ビリー教官とその仲間達を｢凄いな｣と思いながらしばらく眺めてました。後は、立ち上がってのエクササイズだったので、勘弁してくれと思いながら何とか停止ボタンを押さずに最後の深呼吸まで辿り着きました。深呼吸中、日頃運動不足の人間が、急激な運動をしてしまった為なのか、ちょっと気分が悪くなっちゃいまして、買った事をちょっと後悔してしまいたヨ。

もう終わった後はヘロヘロ。歩く力もありませんでしたヨ。扇風機と水でクールダウンしたのですが、ナカナカ体温が下がりませんでしたね。血行が良くなったのか手足の先が暖かいまんまになってしまったので、疲れているのにナカナカ寝付けなかったのは困りものでした。

しかし、最後にビリー教官が、｢よくがんばった。｣って褒めてくれたので、明日も頑張れそうです。ただ、3日ぐらいで筋肉痛のピークが来そうなので、7日間チャレンジで体重が減ったら5,000円キャッシュバックっていうのは、ちょっと諦めてます。なんとか体が保ったらということで…。

後で知ったのですが、この｢Billy's Boot Camp｣アメリカでは7日間のプログラムではなく、1ヶ月のプログラムらしいです。2日間で過酷度アップっていうのは最短コースと理解して良さそう。ということは、

1. 1週間目：基本プラグラム
2. 2週間目：応用プラグラム
3. 3週間目：腹筋プラグラム
4. 4週間目：最終プラグラム

となり、過酷なエクササイズプログラムでもクリアできるように感じますね。恐らく1ヶ月コースで売るとリタイア者続出で悪い宣伝になってしまうからでしょうか。キャッシュバック諦めて、1ヶ月コースでやってみた方が良さそうに思えます。

それでも、自分は7日間コース頑張ってみようと思います。

ちなみに下記の英語版の方が安いんですが、ビリー教官のアメリカンな励ましを日本語で知りたくて高い日本語版をあえて買いました。エクササイズだけが目的なら英語版の方が良いのは言うまでもありません。