Naga Blog

Movable Type

CMSとして大幅な改良が施されたMovable Type 4が3年ぶりメジャーアップデート。

Movable Type 3.0が登場してから丸3年、途中3.3で大幅な改良が施されましたが、ついにメジャーアップデートされたMovable Type 4日本語版(以下MT)が登場します。7月18日の正式版発売を前に、開発者向けベータテストが開始されています。そのベータテストに参加されている方のblog(「The blog of H.Fujimoto」さんとか、「小粋空間」さんとか、「Milano::Monolog」さんとか)で、新しいMTの機能が紹介されています。正直、全く別のソフトかと思うくらい変化していますヨ。6Aが運用している別のblogサービスで好評だった機能も取り込まれていて、使い勝手の向上していてWYSIWYG機能とか見てるとエントリーの編集が楽そうで、ナカナカ面白そうですヨ。

Movable Type 4日本語版が登場--秋にはオープンソース版も

シックス・アパートは6月5日、サーバ用ブログソフト「Movable Type」の新バージョンを公開した。ユーザーインターフェースを一新して画像のアップロードなどをしやすくしたほか、ウェブサイト全体を管理できる機能を加え、企業サイトでも利用しやすいようにした。まずはベータ版として提供し、ユーザーから寄せられた不具合などを修正したうえで7月に製品版として販売する。

引用先:CNET Japan:ニュース:ネット・メディア

また、企業用にMTが多く使われ始めたという事もあり、blogツールからCMSツールへの脱皮が図られています。MTのシステムを噛まさない普通のページを作成、管理できる機能というのは有り難いですね。3.3だとインデックステンプレートの項目がだらだらと長くなって、対象を探すのが大変ですからね。他、複数のblogを連携させたりとか、MTで大規模なサイトを作ろうと思わせる改良が散見されて何だか嬉しいです。

ただ、テンプレート周りが大夫変わってしまっているので、今まで使ってきたテンプレートは、作り直さないといけないみたいです。これだけ大幅に変わっていると仕方ないですかね。デザインの変更も含めて、考えようと思います。

後、法人利用の場合の基本ライセンスパックの料金が3万円ほどアップしたのも、ちょっと痛いかな。機能から考えると妥当な金額ではあるんですけどね、技術に無知な人(零細企業の社長とか)に売り込むとなるとナカナカこの3万円は大きいです。業務用のCMSには3桁に乗るのもあるので、これで痛いというのは問題なんですけど、田舎ってそういうものなんですヨ。

とりあえず、現在のMT4ベータ版は英語のみなので、自分的にはスルー、ベータテストに参加しません。仮に参加しても、技術系にはうとい方なので役に立たないと思いますからね。正式版ワクテカして待ってますヨ。

それと、機能は削られてしまうのですが、MTは秋頃オープンソース化するそうです。派生プロジェクトとか出てくるとナカナカ面白そうな事になりそうですヨ。

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このページは、naganagaが2007年6月 7日 23:37に書いたブログ記事です。

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