今回のAppleが発売した｢MacBook Pro｣は、先日、Intelが新たらしいノートPC用のプラットホームを発表した時、｢MacBook Pro｣の更新が近いなと予想していたので、いきなり感は薄く、逆に思ったより発売が遅かったななんて思っています。ただ、今回は単なるスピードバンプではないのでハードの変更箇所が多くナカナカ物欲をくすぐる仕様になっております。CPUには新型のCore 2 Duo(Santa Rosa)を採用していますが、2.2GHzと2.4GHzという微増なクロック周波数なんですヨ。前のモデルが2.16GHz版と2.33GHzでしたから、体感的に速くなったっていう感じがするのか疑問なんですが、一応、スペック的にはパワーアップと言う事で、お願いしますって事でしょう。

アップル、アップグレード版｢MacBook Pro｣発表--インテル｢Santa Rosa｣搭載

Appleは米国時間6月5日、高速プロセッサ、高機能グラフィックス、メモリ容量拡大などの改良を施したハイエンドノートPCの｢MacBook Pro｣を発表した。

引用先：CNET Japan：ニュース：パーソナルテクノロジー

あんまり処理速度が変わらないじゃないかと突っ込まれるのを予想したのかどうかは分かりませんが、その代わりと言ってはなんですが、｢Nvidia GeForce 8600M GT｣GPUを採用して描画速度を向上させています。その恩恵なのか、17インチモデルには、AppleStoreのBTOオプションとして、より解像度を高めた1,920×1,200のディスプレイを選ぶことが出来るそうです。また、15インチモデルのみLEDバックライト付きディスプレイが採用され、エネルギー効率が良くなっています。ただ、駆動時間が伸びたとは宣伝してないので、微増なんでしょう。脱水銀っていう方がメインなようです。

メモリは、DDR2 SDRAMで最大容量が1GB増えて4GBまで増設でき、標準で2GBとなっています。

筐体のサイズは、デザインが変更にならなかったので変わってません。15インチモデルのみ重さが若干軽くなり(約90g)2.45Kgとなりましたが、恐らく差は感じないでしょう。17インチモデルは変わらず3.08Kgなんだそうです。

価格は、15インチモデルで、CPUが2.2GHzのものが259,800円、2.4GHzのものが319,800円。17インチモデルで、CPUが2.4GHzのものが359,800円となっています。高解像度ディスプレイをApple StoreのBTOオプションで選択した場合は+12,810円になるそうです。前モデルに比べて1万円値上がりしてます。GPU分ですかね。