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MacのWinエミュレーターでゲームができる「Parallels Desktop for Mac 3.0」6月リリース。
Intelチップ搭載のMacで動く、エミュレーターソフトとして、老舗のMicrosoftの「VirtualPC」を開発中止に追い込んだ、Parallesの爆速エミュレーターソフト「Paralles Desktop」が、次期バージョンの「Desktop for Mac 3.0」を発表しました。今回の目玉は、なんといってもDirectXやOpenGLといった3Dグラフィックエンジンのサポートでしょう。「Desktop for Mac 3.0」内に展開されるバーチャルな「Windows」マシン内で完全にサポートされるそうなので期待大。Parallesが公開しているスクリーンショットでは、「Quake 4」動いてます。今までは「BootCamp」から「Windows」をネイティブ起動させないといけなかったのが、これで、話題の「Windows」用のゲームが「MacOS X」でも楽しめるようになったって訳です。ついでに「MacOS X」使用中では休眠中だったGPUのDirectX専用部分も使う事が出来ますヨ。
これで「MacOS X」で萌え萌えな1○禁ゲームが楽しめるとほくそ笑んでいる人が大勢いると思いますヨ。自分は健全に、MMORPGあたりをしてみようかと…。(汗)
他の新機能としては、「SmartSelect」っていうのがスゴイ。「MacOS X」用アプリケーション、「Windows」用アプリケーションという枠組みに関係なく、「MacOS X」用、「Windows」用のファイル形式を意識することなく、デフォルトとして割り当てることができ、今までように「Windows」用アプリケーションを手動でまず開いからファイルを編集しなくても、そのまま「MacOS X」用アプリケーションにファイルを開かせる事が可能なんだそうです。自動的に形式変換されるんそうですヨ。「Coherence」モードで動かしていたら、どっちのアプリケーションが起ち上がったのか意識することなく作業できるって寸法です。
基本的に、「Desktop for Mac 」は前バージョンでかなり進化していたので、今回は新機能の数が少なく感じますが、破壊力は抜群です。自分の場合ちょっと導入コストが高いのですが、魅力的ですヨ。Intelチップ搭載のMac買っちゃおうかな〜。
--追記--
「田中俊光のblog」さんの「Parallels関連」エントリーによると、「Intel 950」グラフィックチップを搭載している「iBook」や「Mac mini」では、DirectXバリバリの3Dゲームを動作させるには非力過ぎるそうです。最低でも「Mac mini」以上で現行機種ぐらいじゃないといけないみたいです。Parallels開発チームのAnkou氏は「専用のグラフィックカードを買うべきだ」って言ってるみたいなんですが、グラフィックカードを交換できるのって「Mac Pro」だけじゃないかと思うのですけど…。