Motorcycle
「VM26」キャブに異常発生か?! 寒くなって「KSR110」の調子が悪くなりました。
11月にキャブレターのメインジェットを125にして、機嫌良く我が「KSR110」は、元気よく走っていたのですが、12月に入って気温が下がり始めると、アクセルを大きく開けた時に、カスカスと息継ぎを始めるようになりました。と同時に、治まっていたアクセルを戻してもアクセルが開きっぱなしなるという症状も出始めました。メインジェットを交換する時間がとれなくて、しばらくそのまま走っていたのですが、数日してからさらに気温が下がってくると、症状がより酷くなり始めたので重い腰を上げで、メインジェットを交換するにしました。一気に、ガスを濃くしてから徐々に薄くする方法が手っ取り早く終わるかなと考えたのですが、かぶって走らなくなると、朝の通勤時に「KSR110」押す事になると大変なので、徐々に濃くする方法にしましたヨ。
とりあえず、探りの意味で130に交換して走ってみたのですが、案の定、息継ぎの症状は治まらず、アクセルを戻してもアクセルが開きっぱなしなるという症状はより酷くなりました。
次に、140にした方がいいかなと思いつつ、135に変更したのですが、走行してみても症状は改善されません。若干、息継ぎはしなくなった感じがしたので、140に変更。息継ぎの症状は治まったものの、アクセルを戻してもアクセルが開きっぱなしなるという症状は改善されるどころかより酷くなる始末ですヨ。
仕方なく、ちょっと濃いかなと思いつつ150に変更したみたのですが、変化無しでした。色々、ネットでキャブのセッティング関係の情報を調べてみるものの、原因が掴めず、SP武川のビッグボアキャブレターキット(MIKUNI VM26)に交換している「KSR110」の中で自分の「KSR110」だけに、このような症状が起こっているみたいなんです。正直、途方に暮れてしまいましたね。こういう時は、解らないで、下手にいじくって壊すより、金が掛かっても専門家に見て貰った方が良いと判断したので、休日に調子の悪い「KSR110」を、いつもお世話になっているレッドバロン松山北環状店へ、騙し騙し持っていきましたヨ。
まぁ、有り難い事に、道中急に「KSR110」の調子が回復しまして、調子が悪い筈の「KSR110」が、お店に着いた時には、出発時の調子の悪さが嘘のように快調状態になってました。せっかくココまで来たので、調子良くなりましたから帰りますって訳にもいかないので、細かく事の次第を整備士さんに説明し、キャブを見て貰うことにしました。
整備士さんが作業を開始してからしばらくして、何やら怪しい物をもって自分の所に説明にやってきました。それは、茶色く変色した細い透明のテープみたいなものでした。コレがキャブから出てきたらしいのです。どうも、キャブ内ふの部品に貼り付いていたモノが剥がれ、それがニードルを動かすスプリングに絡まり、アクセルを戻してもアクセルが開きっぱなしなるという症状を発生させていたとの事でした。このテープがどこに貼り付いていたモノなのかは特定できませんでしたが、コレを取り除いた後のキャブは、今までの調子の悪さが嘘だったみたいに症状は改善されました。しかも、アクセルが軽るくなったのは、嬉しい誤算でした。
こうなると、メインジェットが150のままだと、ガスが濃すぎてかぶり気味になるかと心配したのですが、時期的にちょうど良かったのか140に変える必要はありませんでしたヨ。
お店からの帰りの道中は、久しぶりに楽しんで「KSR110」を運転して帰りました。色々、悩まされた2週間でしたが、無事解決ということで良かったです。しかし、部品を換えるだけでこんなに大変になるとは、良い経験をさせて貰いました。