久しぶりに不思議関係の本を読みたくなって、本屋の棚を観ていると、その長ったらしいタイトルが目にとまり購入したのが、徳間書店刊｢NASAも隠しきれない 異星文明の巨大証拠群 [超映像ベスト集成]｣という本です。写真が主になっている内容ですので、一気に読めてしまいした。UFOやETとか書いているので、出所の分からない怪しい写真で埋め尽くさてるように感じると思いますが、公式に発表されている(されていた)NASA(アメリカ航空宇宙局)の写真に、偶然写り込んだりしているモノしか載せていないそうなので、信憑性は高い方ではないかと思います。

しかし、｢1日13時間のネットサーフィンで集めに集めた異星文明の存在を証明する衝撃映像の数々...｣と帯には書いてあるとおり、よく調べましたね。その写真が掲載してあるURLをたどっていくと、その画像ファイルにたどり着くことが出来るようになっているいます。ただ、正直URLを手でタイプするのは面倒でサイトに掲載されている写真は、ほんの数点しか見てません。リンクサイトを用意するとか、8センチCDとかを付けてくれると有り難かったですね。また、初版が2003年と少し古い情報なので、削除されている可能性も高いと思います。

宇宙空間の写真で、UFOの光点が写った写真とかは、まだ、ある程度信用できるんですが、月面や火星面に存在すると言われる建造物や地上絵の写真の一部は、どう見てもこじつけとしか思えないモノがあるのが残念ですね。自分のアハ能力が低いのが原因で、そう見えないだけなのかもしれませんが...。岩肌に浮かび上がる霊の顔らしきものが写った写真レベルの物も混じってると思って見た方が健全でしょう。

写真の真偽はともかく、NASAがこれら写真に写り込んでいる謎の物体を、サイトでの公開後、後から削除したり、編集して隠しているらしいのですが、異星文明の存在を知られるとマズイと思って、そういう作業をすればする程、異星文明の存在の認めてるようなもんなんじゃないですかね。それに、アメリカ以外の宇宙開発関連の機関で公開されている写真にも、謎の物体が写ってたりしているので、本書の書いているとおり、異星文明は存在しませんと言い切るのは難しい気がします。しかし、全てを肯定するには何かが足りない気もしてます。

仮に、異星文明の存在するとして、何故それを公表しないんでしょうか。彼らの持つオーバーテクノロジーを使えば、今人類が抱えている多くの問題が解決すると思うのですが...。地球は未開地のままでいるべきと考える根拠を知りたいですね。お偉方にとって、何か知られるとマズイ事が起きるので公表できないということなんでしょうか?

自分達が知らないところで何かが大きい事起きている、その扉を開いてみたい人には面白い本だと思いますヨ。

読み終わった後、著者の一人である伊達巌氏のサイトを見てみたら、まぁデザインが怪しい怪しい。情報も怪しい怪しい。けど、情報は多く、この本に載せられていない、写真や映像も数多く紹介されています。興味のある方は根性入れてみて下さいナ。