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二人乗り仕様の登場で俄然魅力を増したDucatiの07年型「SportsClassic」シリーズ。

Sports 1000 S

Ducatiの歴史に刻まれる往年の名モデルのデザインを現代風にアレンジした「SportsClassic」シリーズは、世界の主な市場で好調な売れ行きを示しているそうなのですが、Ducatiは、より商品としての魅力を増す為に、発売時ではシングルシートのみだった「Sports 1000」と、「PaulSmart 1000 LE」を、07年型では二人乗りが出来るように、リアシートとステップを追加した「Sports 1000 biposto」、「Sports 1000 S」の2モデルをラインナップに加えるようです。最初っから二人乗りだった「GT 1000」は追加モデルは無しです。

Sports 1000 biposto

基本的に、従来のモデルを二人乗り仕様にしただけなので、大きなデザインが変更になった箇所は少なく、リア回りに集中しています。リアシートと一体のダブルシートになったシートは、薄型でスポーツ性をスポイルしないように、前が大きくえぐれた形状になっています。「Monster」系と違ってちゃんと後に座る人が長時間乗っても大丈夫なようにデザインされているのは好感が持てますね。普段リアシートを使わない時は、シートカバーを取り付けられるようなっていて、このシートカバーを取り付けた状態だと、シングルシート仕様とほぼ同じデザインが再現されるという懲りようです。二人乗り仕様への変更に伴ってタンデムステップを取り付けなければいけなくなり、右側に集められていたサイレンサーが、左右に分かれて取り付けられる事になりました。それが逆に素のデザインに近づける事になったので、なんだかしっくり来ますね。個人的には、コッチの方が好みです。

GT 1000

「GT 1000」は、茶系ツートンとなったカラーリングが追加され、その渋い魅力がよりアップしてます。黒ではない落ち着いたモデルが欲しい人受けそうですヨ。「Sports 1000 biposto」はカラーバリエーションは「Sports 1000」と同じです。「Sports 1000 S」は赤のみで、「MHe」の後継車っぽいイメージがナカナカ良いですね。シルバーは「PaulSmart 1000 LE」専用のようです。

Motor Box」の記事によると、エンジンとかのスペックには全く変更無いみたいです。足まわりが、二人乗り仕様の為、若干変わりリアサスペンションがツインショックになっています。

間違いなく、お値段据え置きなんだろうと思うのですが、価格はまだ発表されていません。Ducatiの場合、後から二人乗り版が追加されても、日本では不人気車となることが多かったのですが、今回は二人乗り版の方が成功しそうに思いますヨ。だってコッチの方が格好いいんですモン。ちょっと欲しくなってたりする自分がいますヨ。

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このページは、naganagaが2006年10月18日 23:09に書いたブログ記事です。

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