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ハイパフォーマンスがウリのBMW「K」シリーズに、ハーフカウルモデルの「K1200R sports」が追加されました。

K1200R sports

日本車をも脅かす性能と特異なレイアウトの並列4気筒エンジンを積むBMWの「K」シリーズも、着々とバリエーションが展開され、ツアラーモデルの「K1200GT」に続く4番目のモデルとして、「K1200R sports」が登場します。名前の通り、ネイキッドモデル「K1200R」の派生車種となるのですが、発表された写真を見ると、「K1200ST」とか別の名前を付けても問題ないと思えるぐらい印象が違っていますね。派生モデルっていう位置付けが腑に落ちないのですが、BMWがそう言うじゃ仕方ありませんね。

基本的に、「K1200S」と「K1200R」はタンクと、リアカウル、ホイールは同じデザインのモノが共用されていて、フロントセクションに専用にデザインされたパーツを使うことで、差別化しています。今回発表された「K1200R sports」も同様になっています。パッと見、「K1200S」のハーフカウルバージョンの様に見えなくもないですが、全く違うデザインが施されています。小型のアッパーカウルは、「R1200S」とよく似たデザインとなりBMWのイメージを引き継ぎながら、より洗練されたデザインになっていますね。シンプルなデザインのサイドカウルに設けられたエアインテークと一体感が出るように配置されたギドニーグリルの処理は、巧さを感じますヨ。「K1200S」と違って、あまり空力を意識せず自由にデザインされている感じがして、個人的には、「K」シリーズの中で「K1200R sports」のデザインが一番まとまりがイイと思いますヨ。

MOTOR BOX」の記事によると、排気量1156ccの水冷4ストローク並列4気筒エンジンは、派生モデルと言うことで、「K1200R」と同じ、10,250回転で163psのピークパワーと、8,250回転で127Nmの最大トルクを発生するエンジンスペックのようです。「K1200S」と比べて4ps、3Nm程度の違いしかないので、悲観するような差ではないですね。

ただ、乾燥重量が、「K1200S」の248kgと、「K1200R」の237kgのほぼ中間241kgとなっているので、「K1200S」との性能差はここで吸収されているか、ほんのちょっと上回っているもしれませんね。

足まわりとか、ブレーキとかも、「K1200R」と同様のようですヨ。

で、気になる価格なんですが、まだ発表されていません。「K1200S」が2,250,000円、「K1200R」が1,995,000円となっているので、ここでも間とって2,122,500円ぐらいですかね。ハーフカウルというだけなんで、もう少し安いかもしれませんね。欧州での発売は07年の春頃を予定しているそうですヨ。

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このページは、naganagaが2006年10月17日 22:51に書いたブログ記事です。

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