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「GSR」ではない「B-King」の生産型は、コンセプトモデルの直系デザインを採用してました。

Suzuki B-King

SUZUKIが昨年発売した「GSR」シリーズは、そのデザインが、01年の東京モーターショーで展示されたコンセプトモデル「B-King」をマイルドにした様なモノだった為、あの強烈なデザインを保ったまま「B-King」の生産型が登場する事は無くなったと思ってました。コンセプトモデルの市販化ってよく反故にされますからね。仮にリッタークラスが発売されるとしても「GSR」のシャーシに1300cc位の排気量のエンジンを載せて、これが「B-King」ですヨって事になるんじゃないかとまで...。しかし、SUZUKIさんはやってくれましたヨ。コンセプトモデルのデザインをより強烈に洗練させて、「B-King」の生産型が登場です。

Suzuki B-King コンセプト

デザインは、01年のコンセプトモデルと比べてみて、その差は一目利用然ですよね。全体的にマッシブな造形はそのままに、より固まり感が強調されて、力強さが増しています。また、曲面の多用やめて各部のエッジが立った処理にする事で、陰影がハッキリと出てシャープな印象が強まっています。「B-King」の性能をストレートに表している感じがしますヨ。この「B-King」のデザイン上のアイコンになっている、ヘッドライト、エアインテーク、サイレンサーなんですが、ヘッドライトまわりは、なんか、戦隊ヒーローのマスクを思わせますね。別な意味で日本風味のカッコよさで、欧米人には受けそうですヨ。ウインカーが大型化されたエアインテークも迫力満点、前から見るとスゲー横幅が広そうです。菱形ラッパのサイレンサーも、より太くなって後から見ると、こちらも迫力満点です。ただし、ノーマルでは排気口が小さいので拍子抜けするかもしれませんが...。全体的には、コンセプトモデルに忠実で有りながら、より完成度を上げていると思います。5年待ったかいがあると思いますヨ。

Motor Box」の記事よりますと、エンジンのフォーマットは、水冷4ストローク並列4気筒で、1300ccの排気量を持っています。これに過給機が付けて、コンセプトモデルで掲げてられいてたスペックに近付けているのかもしれませんが、翻訳がよく読み取れなかったので、過給機ウンヌンは信用しないで下さい。ただ、「GSX1300R 隼」と同系のエンジンだと思うので、ナンにも付いていなくても、十分なパワーとトルクを持ったエンジンなので問題無いとは思いますヨ。とりあえず、細かいスペック等もまだ不明なので、後日雑誌発表とかで詳細が分かると思いますので、それまでのお楽しみという事で許してください。

後、写真から分かることは、フロントが倒立サスペンションを採用していて、それと組み合わされるブレーキは、キャリパーがNISSIN製でラジアルマウントされているという事ぐらいでしょう。

もう、買う気満々で、早く価格を知りたい人もいると思いますが、まだ、発表はされていません。写真を見る限りそんなに高価な部品も使われているようではないので、100万円台中盤ぐらいじゃないかなと思っています。

正に、満を持しての発売といった感じの「B-King」ですね。写真で見てもこれだけ迫力があるんですから、生で見たら、もっと迫力があるんでしょうね(01年は東京モーターショーに行ってないので見てないんです...orz)。「B-King」の実車を拝みたいモノです。

--追記--
MCM」の記事によると「B-King」のエンジンは、ハンドルに取り付けられたスイッチを操作することで、3種類のパワーを切り替えられるそうです。インジェクションのマッピングやスロットルバルブの設定を変更する事で可能にしていると考えられるのですが、ある意味、過給機が取り付けられているよりもスゴイかも...。加速重視ボタンONで怒濤の加速体験が味わえる?!

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このページは、naganagaが2006年9月22日 21:43に書いたブログ記事です。

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