Movable Type
エントリー・タグ復活を信じて「Movable Type 3.32」にアップデートしてみたんですが...。
大したアナウンスもなく「Movable Type 3.32」(以下MT3.32)がリリースされていた様です。提供開始日が8月28日になっているようなんですが、全く気が付きませんでしたヨ。SixApartによると、今度の「MT3.32」の主な修正点は、エントリー・タグの処理の最適化なんだそうです。「MT3.31」で、この問題が発覚した時、すぐに修正版「MT3.32」が出てくると思ってたんですけど、1ヶ月ちょっと待たされた形になりますネ。エントリー・タグの処理以外の場所も、かなりの部分が修正されているようなので、これだけ時間がかかっているのは仕方ないみたいですね。
Movable Type 3.32日本語版の提供を開始
Movable Typeユーザーの皆様
本日より、Movable Type 3.32日本語版 (以下、3.32-jaと称します。) の提供を開始いたします。引用先:Movable Typeニュース
というわけで、「MT3.31」の時に、500エラー連発で使い物にならなかったエントリー・タグの処理がどの位早くなっているのか気になったので、早速、システムをアップデートしてみましたヨ。
今回はマイナーアップデートにも関わらず「MT3.31」から変更されたファイルは、かなりの数のぼるみたいなので、前回と同様に、手作業で探し出して変更していくは諦めて、全てのファイルをアップロードし直す方法にしました。一部プラグインを除く全てのファイルを新しいファイルに入れ替えました。
入れ替え後、「mt.cgi」にアクセス。管理画面のバージョン表記が3.32になっていたら成功です。
で、エントリー・タグを使う為、各テンプレートから消していたエントリー・タグの表示部分を復活させて、サイトを再構築したんですが、エントリーの再構築に失敗して500エラーを連発。4回目の失敗の後、仕方ないので、1回の再構築するエントリーの数を10件から5件に減らして、1回の処理にかかる負担を軽減する対応したら、500エラーの発生は収まり再構築を完了できました。この時、「MT3.31」に比べ「MT3.32」は、全体的に処理が重くなっているんじゃないかと疑いを持ちつつ、とりあえず最新の5エントリーほどにエントリー・タグを入力してみました。トップページに現れたエントリー・タグのリンクを使って、一覧を表示させてみたところ、前のようなもたつきが改善されレスポンスが向上されているように思えました。恐らく、エントリー・タグを入れたエントリーが増えても、表示の方は問題なさそうですね。
ただ、疑いは正解だったようで、今度は、エントリー・タグを入れたエントリーが多くなってくると、公開されているエントリーを修正して保存、対象ファイルを変更しようとした時、やはり500エラーを連発するようになってしまいました。この500エラー発生は「MT3.31」の時も起こっていたのですが、「MT3.32」では、より少ないエントリーで起こるようになってしまいした。恐らく、「MT3.32」の改良箇所が原因で処理が重くなってしまった為に、LOLLIPOPのサーバの負担が増大し500エラーを連発していると考えてます。
ということで、エントリー・タグは、またまた外してしまいました。「MySQL」をデータベースとして使用している間は多分もう使いません。サーバヘのアクセスが比較的空いている時間にエントリーを修正して保存をしたとしても、「MT3.32」の処理が全体的に重くなっているとすれば意味をなさないでしょう。LOLLIPOPのサーバでは「SQLite」の方が処理スピードは上らしいので、「MT3.31」にアップデートした時に移行しようと思っていたんですが、すぐに「MT3.31」では「SQLite」が遅くなると言うことが発覚。移行を断念していたんですが、今回の「MT3.32」で、この部分は修正が加えられているようなので、既に「SQLite」に移行している皆さんの報告を待って作業しようと考えています。無事、「SQLite」への移行が行えれば、エントリー・タグを復活させようと思っています。
せっかく、エントリー・タグ使えると思ったのに意味無かったっていうのは、正直イタイです。