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Political and Economy

日本政府、対中円借款の凍結解除。従来の媚中政策に逆戻り?

日本政府が、対中円借款の凍結解除を決めましたね。昨年の凍結決定の時は、ようやく、日本政府が長年行ってきた媚中な外交方針が異常だということに気付いたと思いましたが、1年で腰砕けですか…。挙げ句、中共の報道官には、「中国としては重視を表明するだけでは足りないと考える。日本は中日関係の改善と発展のために、誠意ある具体的な行動を示すべきだ」なんていわれる始末。ちょっと脅せば日本は金を出すって完全に思われてますね。今、貸して貰っている分じゃ足りないからもっとよこせ、中共の言うことを聞けと、暴力団まがいの事を言っておりますヨ。金を貸す側と、借りる側の立場が逆転しちゃってますね。これで日本は、貸し手なのに多重債務者みたいな立場になったと思うので、日中間で何か問題がある度に、以前よりも露骨にたかってくるでしょうね。ナサケナイ。orz

しかし、中共に対してハッキリとモノを言ってきた麻生外務大臣が、こうもアッサリと対中円借款の凍結解除を認めるとは、意外なんですよね。中共に恩を売ったというか、今後中共がらみで起きる事件で対中円借款を外交カードとして使うための布石のような気がしてならないんですよ。

なんで、そう思うかというと、重要法案が目白押しなのに、国会の会期延長を認めなかったとか、先日行ったばかりなのに、またアメリカに行くことに決まった日米首脳会談とか、小泉総理(政府)周辺の動きが慌ただしいからなんですよ。

恐らく、日本政府による竹島海域での海洋調査問題の時に決まった排他的経済水域(EEZ)の境界画定に関する交渉も、盧武鉉大統領以下韓国政府の見解からすると決裂確定で、ドイツでの海底地名に関する小委員会で、韓国独自の地名提案がされるだろうから、6月後半は、7月ぐらいに日本が測量船を出す出さないで日韓関係は緊張の度合いを増すでしょう。その最中に、金大中前大統領の訪朝ですからね。東アジア情勢が劇的に動き、半島の赤化統一、竹島がらみで日・韓・北で下手すりゃ武力衝突もありえるんじゃないかと、日本政府は思っているんじゃないかと思うんです。

そうなってしまってからだと、領土拡大したい中共が漁夫の利を得ようと動く可能性があるので、日本政府としては下手に動かれると、事態はより悪化の方向になる可能性が高いので、中共の動きを対中円借款凍結をちらつかせて牽制する為に対中円借款の凍結解除したのではないかと思うんですヨ。それで、中共が大人しくしているとは思えないけど…。

しかし、中・韓・北相手の外交では、失策が多いですからね。いつもの日本政府だったらここまで狡猾な事はするはず無いと言われればハイそうですねとしか言いようがないです。でも、崖っぷちだと狡猾になる小泉総理ですからね。全くないとは言い切れないと思いますヨ。

コメント [3]

このままだと近い将来日本は中国の属国になってしまうのではないかと心配でなりません。
ほんと、どうにかしたいです。

なかなかにダイナミックな情勢でするね。
歴史が生きているのを見る思いがいたしまする。

>かついちさん
こういうblogとかで自分の考えを発言するのも良いですが、一番は選挙ですね。地方、国政問わず、自分の選挙区の候補者が媚中派、隠れサヨクか、チェックするようにして投票するのが良いと思います。棄権は、中共・馬韓国の思うつぼです。

>カントクさん
これから、中共の大バブル崩壊が来ますからね。もっとダイナミックになるでしょう。大不景気が来ると思うので人ごとじゃないんですけどね〜。

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このページは、naganagaが2006年6月 7日 20:50に書いたブログ記事です。

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