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10.4.5から2ヶ月、「MacOS X」が、10.4.6へと定例アップデート。
やっぱり、思ったとおり前回のアップデートから2ヶ月、「Mac OS X 10.4」が10.4.6へアップデートされました。ほぼ隔月でアップデートされているんですが、このままのペースで行くと、10月に10.4.9となるますね。けど、これで先日、Microsoftの「Windows Vista」と同時期の発売とアナウンスがあった10.5の発売時期がある程度予想できますよね。前倒しで「Windows Vista」より先行させて、12月頃に登場ってことになるかもしれませんが、「Windows Vista」発売って言う話題の影に隠れて話題にも上らないっていうリスク大きそうですね。12月に初の2桁表記10.4.10が出くるか、どこかで隔月ペースが崩れたら、遅くとも2月には市場に出てくるってところでしょうか。今回Appleは頑張って改良したのか、PowerPC版は65MB、Intel版は163MBと、前回より容量が大きくなっていますので、それなりに大がかりなようです。
今回のアップデートで、PowerPC版のカーネルはxnu-792.6.61/Darwin 8.5.0からxnu-792.6.70/Darwin 8.6.0へと、Intel版のカーネルはxnu-792.8.36/Darwin 8.5.1からxnu-792.9.22/Darwin 8.6.1になりました。
内容は、「Mac OS X 10.4」の信頼性と互換性の全体的な改良を行うアップデータなんだそうで、iDisk(WebDAVファイルシステム)のパフォーマンスの向上が図れていると、各種のネットワーク環境でのログインと認証を改善したそうです。また、
AFPやSMBのファイル共有時のファイルアクセスとバイトレンジロック機能の改善、プロキシサーバの自動構成ファイル使用時のネットワークアクセスとディスクボリュームのマウント、アンマウント解除の処理等、主にファイルシステムやネットワーク機能を中心に改善をしたようです。これら意外にも、報告されていた細かい不具合も修正されています。
後、Apple純正のアプリケーションに手が入っていて、「Mail」が異常終了する問題や、「Automator」のiPhoto用アクションが正しく動作しない問題等の修正と、「iSync」のアップデートされています。
10.3の時も、スゴイ勢いで進化しましたけど、10.4は、それを凌ぐペースでアップデートされていますね。Intelプロセッサ搭載Macの登場で、注目浴びて、微々たる数ですがシェアもアップしているので、不具合が見つかる率が上がってるのもあるのでしょうかね。ということで、6月だろうと思う次のアップデート10.4.7も結構大がかりになるんじゃないかなと思っています。なんか、より強固になっていく「MacOS X」見てると、すくすく育つ植物を観察しているみたいで、なんだか面白いですヨ。