Motorcycle
次期「Hayabusa」は6気筒エンジンで「ZZR1400」に対抗?
KAWASAKIが最速の称号を取り戻すべく市場に投入した「ZZR1400」は、ラム圧過給で200psのピークパワーを叩き出す、驚愕のスペックをひっさげて登場してきた事は記憶に新しいですが、この「ZZR1400」の登場によって、HONDA、SUZUKIといった最速の称号を争ってきたライバルメーカーは、計画の変更を余儀なくされているようです。「Motorcycle Daily」の3月29日付けの記事によると、2007年に登場予定の次期「Hayabusa」に、東京モーターショーに出展されて話題になった「Stratosphere」に積まれていた6気筒ユニットを採用しているのではないかという噂があるそうです。排気量は、1300ccで、220psのピークパワーを誇るのではないかとの事です。
より、スーパースポーツ(ツアラー)として強大なパワーを得るための排気量拡大は、限界が来たって事ですかね。排気量1500ccのユニットって聞くだけでも重そうと思ってしまいすヨ。そうなると、過給機か、多気筒化って事になりますけど、ターボとかスーパーチャージャーのモデルって過去にもあったけど、アクセルコントロールが難しくすぐに廃れてしまいましたから、多気筒化が一番手っ取り早そうともいえますね。しかし、220psですか。恐らく車重は200kg前後だと思うので、考えただけでもオソロシイですね。
6気筒すれば、宣伝効果も期待できるし、SUZUKIとしては一石二鳥ってところなんじゃないですかね。ただ、気になるのは、「Stratosphere」てすね。「KATANA」の商品名で売られるとのもっぱらの噂ですが、次期「Hayabusa」のネイキッド版といった位置付けになるんでしょうか。気になるところです。
ただ、こうなるとHONDAがどう動くのでしょうか。次期「BlackBird」用に開発しなおされていた「RC211V」の5気筒ユニットの搭載はキャンセルされたって噂も聞きますが、SUZUKIの影響で復活もあり得るでしょうか。