いきなりが好きなAppleの新製品が、またまた来ましたヨ。Intelプロセッサ搭載Macの第三弾は大方の予想通り、｢Mac mini｣でした。どっちかというとサプライズは、｢iPod｣用のスピーカーシステム｢iPod Hi-Fi｣の方でしたね。そういえば、前に｢iPod｣用のドックを上面に装備した｢Mac mini｣か出るっていう噂がありましたが、｢iPod Hi-Fi｣の取って付けたように刺さる｢iPod｣を見た感じたと、今度の｢Mac mini｣と｢iPod Hi-Fi｣の情報がごっちゃになって広まったようですね。しかし、それを踏まえて考えると、今回の新製品は、凄く惜しいところをかすってる気がするんですヨ。

さて、CPUがIntelプロセッサに変わった｢Mac mini｣ですが、見た感じは全く旧モデルと同じです。まぁ、コレは去年の今頃発売されたばかりですからね。シンプルでデキの良いデザインだし、1年でデザインを刷新はしないだろうと思ってましたから問題はないじゃないかな。グレードは2つで、廉価版には1.5GHzのIntel Core Solo、高級版には1.67GHzIntel Core Duoを採用しています。Apple Remoteの付属、USB2.0ポートが4基、FireWire400ポートが1基、ギガビットEtherネットポートが1基、光デジタルと、アナログオーディオ入出力端子が共通で装備され、互いにメモリも512MB(2GBまで増設可)となっています。CUP以外の違いは廉価版が60GBと、コンボドライブ(DVD/CD-RW)、高級版が80GBのHDと、2層記録式SuperDrive(DVD+R DVD±RW/CD-RW)ぐらいです。価格は、廉価版で74,800円、高級版で99,800円と旧モデル比べてちょっと高めの設定。まぁ、今回からはIntel製のチップなんで、量産効果によって後の価格改定でドーンと下げたモデルが登場する可能性はありと見てます。

ただ、この価格差が2万円というのが微妙ですね。確実に性能差は2万円以上の開きがあると思いますよ。頭二つの方が速いに決まってるでしょ。ほら、昔から三人寄れば文殊の知恵(2人だけど)っていうじゃないですか。廉価版は後で絶対後悔しそうです。しかし、気軽に変える価格が魅力だった｢Mac mini｣だのに、今回は気軽とは言えなくなっちゃったのが残念。5万円台だったら、勢いで買っちゃいましたっていう人多かったと思われるのにね。

次に、｢iPod Hi-Fi｣。う〜ん微妙だな。スピーカー付の巨大ドックっていう雰囲気ですね。割とAppleのデザインで嫌いなモノはない方なんですが、コレに関しては、個人的に、サードパーティー製の方が好みですね。最大の原因は、やはり取って付けたように刺さる｢iPod｣。なんかコレだけで全てをぶち壊しているように見えます。ドックコネクターの部分が可動式になっていて｢iPod｣が、｢iPod Hi-Fi｣の本体にビルドインできたりしたら良かったのにと思いますヨ。後、1個のスピーカーなんで、PCの横に置いて使うには場所取りすぎと言うのもありますね。

これは、あると面白いなっていう想像なんですけど、上記の噂そのまんまで｢iPod Hi-Fi｣の中に、｢Mac mini｣が入ったモデルだと、音楽に特化したPCってな具合に凄く分かり易く、かなりインパクトは大きい製品になったのではないかと思いますね。価格も12〜13万ぐらいだと魅力的。自分だったら即買いだったかも。

まぁ、今｢iPod｣でイケイケドンドン状態のAppleだと、そこまで冒険はできないか…。