先日、制限速度違反で警察に御用になり、累積点数が6点となってしまい免許停止30日の行政処分が科せられることになったのですが、違反者講習を受け、試験に合格すれば、29日の短縮を受けられるそうなので、それの違反者講習会に行ってきましたヨ。当日は、運転免許センターに行くために少し早い目に起床して、家族の運転する車で送ってもらいました。本当は、自力で往復するつもりだったのですが、交通の便が悪い場所にある愛媛県の運転免許センターまで、時間通りにたどり着けるか不安だったのと、講習を受けた日の24時まで免停中なってしまうので、帰りは無免許運転になるため仕方無しの処置です。しかも、天候は雨、もう行くだけで疲れてしまいましたね。でも、朝早くから起きて教室で座学なんて、学校卒業以来久々だったので、なんか妙に懐かしかったりしましたヨ。

午前9時30分の受付開始時間の10分前に到着。自分が待合ロビーに行ったときには、20人ほどしかいなかったのですが、受付開始時間には待合室で待っている人は、50人ほどになりました。開始時間になると、講師の人が現れて受付へ誘導。そこで13,800円(愛媛県割高!)を支払い、書類を貰ってから教室へ入りました。

1日の講習内容の説明と、注意点を聞いた後、運転適性検査をしました。はいと、いいえの二択問題を解いて、その人の性格を診断して、自分がどんな運転者なのか解って貰うのが趣旨なんだそうです。講習後結果が発表されたのですが、ゴールド免許保持者だった自分ですからね、適性検査では不適の箇所は無しということでした。(無条件に不適にされてる箇所はあったけど…)

その後は、昼食を挟んで午後2時30分まで、交通法規に関する座学。免許を取ってから大夫経つので忘れている箇所もあったり、近年、道路交通法の改正で変更になった所の説明を聞いたりして、なんか新鮮な気持ちでお勉強しましたよ。くさっても仕方ないのでボジティブシンキングってやつですな。しかし、どんなに気を張ってても、講義って途中で眠くなりますよね。後半は睡魔との戦いでしたヨ。

その時仕入れた情報なんですが、なんか、今年の6月の改正で、駐車違反の取り締まり基準が緩和され、違反車両を簡単に警察がしょっぴけるようになるみたいです。なんと、標識が無いところでも、悪質な路駐はどんどん取り締まっていく方向だそうですヨ。一晩中団地の路地なんかに路駐している車とか狙っているみたいですね。3回捕まると30日の免停が来るので気をつけましょう。

講義終了後、考査試験開始。これで成績が悪いと免停の短縮期間が短くなりますので、必死ですヨ。今習ったことを頭をフル回転して思い出します。まあ、ひっかけなし常識問題なんで、今まで譲り合いの精神で運転していた人は楽勝だと思います。制限時間は30分なんですが、50問ほどの問題をスムースに解答でき15分で終わったので、問題を熟読し2回見直しました。完璧です。

答案用紙回収後は、いつも免許更新の時見させられるビデオを1時間観賞です。この時間が疲れと眠気で一番辛かったです。なので、ほとんど内容は憶えていません。少しウトウトしてたような気がする。この後は、結果が出るまで、また講義だったのですが、この時を担当していた講師が、落語家の桂ざこば氏のようなしゃべり方をする方で、ネタを聞いてるようで面白く拝聴しました。この日、一番楽しかった時間ですね。

で、試験の結果は｢優｣ということで、最長の29日の短縮を頂きました。関係書類に署名捺印して講習は終了。時間は4時45分を指してました。長かった…。

帰りは、バスと電車とタクシーを乗り継い自宅へ戻りました。ナカナカ来ないは、バスは遠回りするは、行きに使わなくて正解でしたね。なんで、こんな便の悪いところに作ったのか、理解苦しみますヨ。ある意味、違反者対する嫌味?
しかし、豪傑はいるもので、まだ、免停期間中だというのに自動車で帰っていった人もいましたね。しかもフル加速で免許センターを後にする姿を見て、あんなバカは、今すぐ警察に無免許運転で捕まったらいいのにと思いましたね。こっちは真面目にやってるのにさ。

まぁ、そんなこんなで、大変な1日でしね。講習内容から13,800円の価値があったか疑問ですけど、余計な税金取られたと納得するしかないかと思ってます。こんな面倒な事は二度としたくないので、2回目は無いようにしないとと、心に誓うのであった。けど、講習の主たる目的は、違反者にこう思わせることなので、警察の手の平で踊っている自分にちょっと失意してます。

後は、交通裁判所に出頭か…。原付二種での違反だから、罰金は自動車に比べて低いらしいでけど、いったいいくら請求されるんだろう。出来れば、こんな中途半端な時間を長くしないで欲しいので、早く処理してくれ裁判所…。