Motorcycle
MZのストリートファイター系第2弾「Sfx」登場。
2004年に「1000SF」を発売して以来、新型車はとんとご無沙汰だったMZに動きがありました。「Sfx」という新しいネイキッドモデルの発表です。新モデルといってもドイツでは一番小さいと言っても過言ではないメーカーなんで、大手メーカーのようにそうそうは全く新設計のモデルは乱発できないので、従来モデルをベースに変更を加えています。ただ、パッと見、違うモデルに見えようにデザインされているのは、うまいの一言ですね。「1000SF」に比べてワル度アップしてますヨ。
ベースとなった「1000SF」と見比べてみると、タンクとエンジン周りのパーツデザインは変更されておらず流用であるのが分かるのですが、ビキニカウルを取り去り、小さなヘッドライトを装着して、リアカウルを簡素なものにし、シートレールを剥き出しにさせるといった大胆なデザインを与えることで、タンクのマッシブな印象が強まって、全く雰囲気が違って見えます。ハンドルの位置が低く、セパハンに改造したDUCATIのMonsterに似た雰囲気です。筋肉質っていう言葉が似合いますね。しかし、ここまでは良いのですが、残念なのは、「1000SF」の時もそうだったのですが、エンジンのデザインがイマイチよろしくないのが気になるポイントですね。これが解決されるともっと魅力的なデザインにはなると思うのですけどね〜。
「Motor Box」の記事によると、エンジンは、排気量999ccの水冷2気筒エンジンで、113psのパワーと98Nmのトルクを9000rpmで発生さます。「1000SF」から2ps程のダウンになっているのですが、誤差の範囲ですね。この手のバイクとしてはちょうどいいパワーとトルクなんですが、「1000SF」から1年空いているのだから、もう少しパワーアップしても良かったのではないかと思ってしまいます。
デリバリーがいつからとは書いていないので、まだまだプロトタイプって段階ナンじゃないかと思います。ここまで完成しているので販売も近いかな。価格の方もナンも書いていないんですけど、まぁ、「1000SF」とあんまり変わってないところが多いから、値段もあまり差がないのかなと思います。(値段知らないけど)
問題は、「Sfx」が日本に入ってくるかということなんですが、日本総代理店の成川商会のサイトでは、ロードモデルは「1000S」しか紹介してないんですよね。望み薄か?