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アメリカ版「新世紀エヴァンゲリオン」は、頓挫してなかった。
アメリカで企画された「新世紀エヴァンゲリオン」の実写映画なんですが、2003年に発表された時は、イメージボードまで公開されて、今すぐにでも製作が開始されそうな雰囲気だったんですが、それ以降、なんの音幸もなく頓挫したとの噂も流れてましたね。アメリカでは、企画だけ買って、結局お蔵入りっていうパターンって意外に多いらしく、「新世紀エヴァンゲリオン」も、それになっちゃったかなと思っていたのですが、なんと、ここに来て動きがあったようです。おお、アメリカの製作会社は、「新世紀エヴァンゲリオン」に相当思い入れがあるのか、水面下で頑張っていたのですね〜。
アニメ! アニメ! ニュースさんのエントリーによると、米国の経済誌フォーチュンで、製作会社のADビジョンとアニメファンを紹介する記事が掲載され、そこで触れられているそうです。このアメリカ版「新世紀エヴァンゲリオン」の製作予算は1億ドル(約120億円)から1億2000万ドル(約144億円)と見積もられていて、既にその半分程度の資金調達の目処がついているらしいです。
でも、まだ半分でしょ。まだまだ、頓挫の危険性は含んでいるんじゃないですか。頓挫しないにしても公開まで後、最低5年ぐらいはかかりそうだな。個人的には、脚本段階で、あの難解で投げやりな物語をまとめられず、時間がかかると思っているので最低5年でも楽観視している方なんですけどね。シリーズ化も念頭に置いて製作されるのであれば、若干この不安も和らぎますが、実際どういうふうに動いているのでしょうか。
コメント [2]
キリスト教引用+解釈の点で欧米ではひと悶着あると一昔前に噂されてましたが、オリジナルアニメ版はUSでもドイツでもUKでもDVD屋の片隅で陳列されてます。
でも新作映画になると耳目を集めてしまうので色んな筋から抗議が出る→お蔵入りかも知れませんね。
情報有難うございました。
>JAWS49さん
なるほど、そういう側面もあるのですね。日本だから、あの表現ができたとも言えるのですね。実際ね公開されるとなると、真っ先にアメリカ国内のキリスト教原理主義の人達から抗議とか来そうですね。
前途多難ですね。エヴァンゲリオン」の実写映画は…。