Motorcycle
Ducatiのモタード系モデル「HyperMotard」現る!!
かねてより、DucatiがKTMのようなオフロード系のモデルに興味を示しているという噂があったのですが、今回それが具体的な形となって市場に提示されました。名前は「HyperMotard」。う〜ん、完全にモタード仕様しか考えてないと言わんばかりの名前ですね。このモタードって分野、大小色々なメーカーが鎬を削ってますからね。好調な販売を続けるDucatiにとって、挑戦しがいのある市場のようです。
フレーム、スイングアームを見ると、デュアルパーパスの「MultiStrada」と共通の部品が使われていることから、このモデルがベースになっていると思われるのですが、モタード車的な外装を纏っただけで、こうも違って見えるもんなんですね。ただ、シルエットは、外装の面積が減った分、従来のオフロード車のデザイン文法に沿ったモノになっているので、他のメーカーのモデルとよく似ています。なんとか細部でDucatiらしいさを出そうと努力が見えますね。大胆にショート化され、サイレンサーが剥き出しになっているリア周りや、ナックルガードにビルドインされたウインカーも面白いです。トラスフレームの魅力再発見って感じで、個人的にはこのデザイン好きですね。しかし、シート高は確実に850mm超えてるでしょう。サスのストロークがどれくらい沈むかにもよりますが、自分は体格では確実に乗れないのが残念。
「Motor Box」の記事によると、エンジンは、お馴染みの空冷L型2気筒が積まれています。出力は100psで、素になった「MultiStrada」の92hpから8ps程パワーアップしてます。まぁ、ビックリするほどの数値じゃありませんが、これで、175kgの車体を加速させるわけですから、結構早いようですね。メーカーでは220km/hぐらいは出るぞと、書いております。なんか、モタードじゃないような気がするんですが、気のせいですか。
ブレーキは、brembo製の4ポットキャリパーをラジアルマウントしてます。シングルディスクなんですが、見るからにオンロード用で、もう、やる気満々です。
これって、完全にオンロードモデルだよなぁ。かっこだけモタードってことなのかな。まぁ、これもアリとは思うけど。
まだ、コンセプトモデルなんだそうなんですが、写真を見る限り、量産プロトかと思えるぐらいの完成度ですから、販売されるのはそう遠くないと思いますよ。日本ってBMWの「R1200GS」って人気があるそうだから、「MultiStrada」ほど個性的じゃない「HyperMotard」のデザインは、受け入れやすいのではないかと思います。大ヒットの予感がすると言ってしまうと言い過ぎかな。
コメント [2]
先日 近所のバイク屋でたまたま見たのですが、HondaのFMX650というやつもOnのタイヤですね。2本出しのマフラー(Supertrapのような丸穴排気孔が無いタイプ)とテールがなかなか格好いい造型でした。乗り易そうだけど、どの程度売れてるのかなぁ。。トータルデザインはこのDucatiの方がOffを感じさせず納まりが良いですね。
かっちょえ〜!!
でも高いですよね(T_T)