Movie
「Always 三丁目の夕日」は、色んな意味で良い映画です。
一言で言えば、この「Always 三丁目の夕日」という映画は、自分の親から聞いた親の子供時代の面白い話が詰まった映画です。ただし、30〜40才前後の人の親限定ですが...。だから、この年代よりもずっと後に生まれた自分も、親の話でもう十分なぐらい刷り込まれているので、自動的に郷愁を感じてしまうようです。お陰で、自分も昭和33年の夕日町3丁目にいて、近所の家をのぞいている(今の時代とは意味が違う)ような感覚にとらわれてしまいましたヨ。けど、そうじゃない世代や、その親を持つ世代からすると、単にドタバタコメディーの様にしか見えないんだろうな。けど、誇張もあるけど、当時は何かしら小さな事件がある、こんな感じの毎日が普通だったようです。(親談)
原作となった、ビックコミックオリジナルに連載中の漫画の「三丁目の夕日」は、短じかい話をまとめた形をとっているので、それの映画化として考えると、映画として1本の大きな流れはさほど重要ではなく、枝葉の小さな話の方がメインなんですよね。数分間に1回小さなラストシーンがあって、次の話が始まる。その積み重ねが、その中で繰り広げられる泣き笑いが、平凡な「いつもの生活」感を醸し出していて心地よかったですね。
だから、映画のラストシーンは、素っ気ないものでしたが、個人的にはアレでOKですね。今の感覚ではあり得ない展開なんですが、当時、戦争で肉親を失った悲しみが、まだまだ生々しく残っていた時代だから、ああいう決断も人間的でアリなんじゃないかと思いましたよ。また、所々に見え隠れする昭和30年代の日本の現実が、物語をおとぎ話になるのを踏みとどまらせていた演出が良かったのか、お陰様で、自分たちは、とっても大事なモノを無くしているんだって事を再確認させていただきました。まっ、あえて自分の結論は書くの止めます。映画を観て感じてみてください。
劇中、話が進むにつれて出来上がっていく「東京タワー」と、古めかしい昭和33年の東京の風景の対比は、戦争で焼け野原になった後、復興を果たしたあの頃の日本全体で前に向かって進もうとする希望の力の凄さを見せられたようでした。やっぱ、夢を熱く語る事って大切なんだよ。ヤッパリ。この映画は、「なんで、働かなくちゃいけないの。」っていう愚問を吐いている、今の日本の若いやつらに観て欲しいですね。また、この映画をネタにして親や祖父母と話すと、盛り上がること間違いなし。一家団欒の助けにもなる良作です。
しかし、この映画って何気に特撮がスゴイ。かなりのカットがCGとの合成シーンらしいのですが全く分からない箇所が多く、今年公開された作品の中で、一、二を争うデキ何じゃないかと思いましたよ。ただ、逆にデキが良すぎて、普通なら気にもしない、駅とかの群衆シーンで動いているデジタルエキストラの中に、動きがロボットみたいなヤツがいたのが、気になってしまった。でも、これはある意味快挙ですよ。ここさえ改良すれば、完璧なんですからね。ようやく、日本映画もVFXってものをモノにし始めたようですね。これからが作られる作品が楽しみでしようがないです。
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- 原作とは大部違うけれど、やさしい気分になれる
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- 物語が淡々と進んでいく感じです
- 悪くないけど
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