Computer
はやくも「PowerMac G5」「PowerBook G4」発売スか。
先週、「iPod」と「iMac G5」が刷新されたと思っていたら、今週もいきなり新製品として「PowerMac G5」と「PowerBook G4」が刷新されましたヨ。9月の頭に発売された「iPod nano」から2ヶ月、怒濤の新製品ラッシュでしたね〜。来年のIntel製CUP変更を受けて、PowerPC登載Macの有終の美を飾るべく、「iMac」、「PowerMac G5」、「PowerBook G4」共に、かなり気合いの入ったモデルチェンジになっていますね。ここまでやっちゃったって事は、来年のモデルは、Intel製CPUに変わったぐらいで新機軸みたいなものは無かったりするのではないかと思ってしまいますヨ。これで2005年で新機種が投入されていないのは「iBook G4」だけになりましたね。(「Mac mini」は7月頃、こっそりスピードバンプされました。)確か1年近くスペックの変更はされていないので、この期間で刷新されないとすれば、年末辺りに発売1周年になる「Mac mini」と共に変更されるのではないかと思います。恐らく、これが最後のPowerPC登載の新型Macってことになるのかな。
アップル、Power Mac G5とPowerBookを刷新--画像処理ソフト「Aperture」も発表
カリフォルニア州クパティーノ発--このところ立て続けに新製品を発表しているApple Computerが、米国時間19日に新しいハイエンドの画像処理用ソフトウェアを投入し、さらにデスクトップマシン「Power Mac」とラップトップ「PowerBook」をアップグレードした。
引用先:CNET Japan:ニュース
今回、「PowerMac G5」の目玉はナンといっても、CPUのデュアルコア化ですね。2つのCPUが1つのCPUの中に収まっちゃったんですよ。お陰で、ちょっと前まで40万円に届くかという価格だった2.0GHzのマシンが244,800円で買えるようなりました。もう、一般ユースでは、コレで過不足内ない性能ですね。3Dレンダリングをグリグリ作りたいって人以外はコストと性能が釣り合っているのでオススメです。さらに、ハイエンドは凄いことになってて、デュアルコアのCPUが2つ載せてあるんですよ。コア数は4つということになりますが、ここまで強力なスペックだと、用途は学術シミュレーションか、高精度の3Dレンダリングぐらいしか思いつきません。ただ、最近のMacの主要用途のアプリ(特にAdobeとか、MacroMediaとか)は、バージョンアップの度に、劇的に遅くなるので、はんなり遅い動作っていうのが我慢できない人には、4つのコアっていうのは福音に聞こえるでしょう。自分は聞こえないフリをすることにしてます。
で、もう一つの目玉は、バスのPCI Express化ですね。従来のPCI-Xが、業界では日陰の存在になっていたので、ここらでより高速で、普及も進んでいるPCI Expressにするのは流れでしょうね。これで、より高性能なグラフィックカードが安価に手に入るってもんです。しかし、他に用途って言うとUSBやFireWireのコネクターを増やすことぐらいしか思いつかないので、普通に使っている分には、「ああ、速くなった様な気がする。」程度の認識で終わりそうな気がします。
後、密かにSuperDriveが、やっと2層記録対応になってました。
前回のモデルチェンジで、「PowerBook G4」はイロイロと変更されたので、今回は基本的にスピードバンプが主目的のようですね。さすが、G4チップなのでデュアルコアってことは無かったのですが、メモリがPC-4200になったのと、CPUのクロックアップで、誤差の範囲程度に少し上がっています。なので、どっちかというと最大の目玉は、液晶ディスプレイ解像度が17インチは1680×1050、15インチモデルは1440×960とより高精細になり、大きく画面を使えるようになってます。これは、結構大きいですね。広い画面の方が使い勝手は断然イイですから。ただし、全体に表示は細かくなるので、目はより疲れることになると思われます。
後、密かにSuperDriveが、やっと2層記録対応になってました。
というわけで、個人的には「PowerBook G4」には、今所有しているマシンとあまり性能差を感じそうもないので、あんまり興味がないのですが、デュアルコア化された「PowerMac G5」には、興味津々。ちょっと心の奥底で「買い換えたい」病がふつふつと沸き上がって来るのが分かりますヨ。ただ冷静になって考えると、ほぼ同価格帯で発売されると予想されるIntel製CPU登載の「PowerMac」のスペックを見てから買い換えた方が、後悔度は少なくて済みそうな気がしているので、思いっきり踏みとどまってますね。間違いなく、ディアルコアマシンの筈ですからね。
コメント [2]
結局、powerbook G5は発売されることはないんでしょうかねえ。
G5の発熱量がこんなに大きくなければインテルに行かなかったかもしれませんね。
>zaxen999さん
なんか、Mac系の情報サイトによると、今回のリリース後開発部隊の大幅な移動があって、殆どがIntel Macの方に回されたようです。おそらく、PowerPC版の「PowerBook」はこれでお終いみたいですね。
まぁ、G5発熱量は仕方ないですね。サーバ用途のPower4と構造がよく似ているそうですから。今のPowerPC陣営にはモバイル版作っている余力はないでしょうから、Intel移行は仕方ないかと思ってますヨ