Movable Type
「Movable Type 3.2」にアップデートしました。
Movable Type 3.2 日本語版が正式に公開されてから、1週間経ちましたね。再構築時にメモリー使用量の増加で再構築できない現象とか、recently_commented_onの処理により、パフォーマンスが低下問題とかが発生していたので、原因がハッキリするまでアップデートをするのを控えていたのですが、ほぼ、データベースにBerkeley DBを使用している場合だということが分かり、MySQLを使用している我が「Naga BLOG」は対象外ということで、やっとこシステムをアップデートしましたヨ。公式の「Movable Typeの新規インストール」と、「Milano::Monolog」さんの「Movable Type 3.2 導入手順」と、「小粋空間」さんの「3.2-ja アップグレード方法」を参考にしながら、アップデートにチャレンジしました。
といっても、今回はインストールの手順は簡略化されているので、mt-config.cgiの内容を、前バージョンのmt.cfgを見ながら、対象箇所を自分のサイトに合うように書き換えていくだけです。ここが一番難しい部分なんで、初心者等慣れてない人は上記のガイドを読みながら作業するとイイです。自分の場合、慣れてても確認の意味で、説明読みながら設定してました。後は、慎重に新しいファイル郡を自分のサイトにアップロードして、いつもどおり、mt.cgiにアクセスすれば、自動的にmt-upgrade.cgiが起動してセットアップが終わってしまいます。ここまで簡単でいいのかと思うぐらいあっけなく終わってしまいましたヨ。
ついでに、使っているプラグインを最新のモノに変更しました。中には構造が変わっているのもあるので、ファイルを慎重に取り除いてから、インストールしました。ただ、今までスパム対策でお世話になっていた「MT-Blocklist」が、MT3.2のスパム対策強化に伴い開発が終了してました。でも、スパムの中にはMT3.2のスパムフィルタをかいくぐってくるのもあるようなので、「(R) Richstyles!」さんの「MT3.2でMT-Blacklistを動かす方法」を参考に、「MT-Blocklist」をMT3.2で動くようにして、スパムフィルタ機能の強化がされるであろうMT3.3の登場まで頑張って頂くことにしました。ただ、新規にスパムのアドレスが登録出来なくなったのはイタイですね。出来れば「MT-Blocklist」の開発が再開してMT3.2で使えるようなると嬉しいんですけどね。2重フィルタの方が安心できるというモノです。まぁ、開発が終わったモノをどうこう言っても仕方ないので、MT3.2がどこまでスパムをブロックしくれるか期待してよ。
でも、楽なのはココまででした。やっぱり起こりましたよテンプレートの不具合。新しくなるとついて回るのは常ってやつなんですね。新しいエントリーを書いて公開するためにトップページを再構築してたら、「Can't call method "allow_pings" on an undefined value at lib/MT/Template/ContextHandlers.pm line 2998. 」ってエラーが出て止まるんですよ。原因を調べてみたら、「MTEntryIfAllowPings」ってタグが悪さをしていることが判明。サイドバーのトラックバック履歴のとこと、エントリーの下部に使っていたので、トラックバック履歴は、このタグを削除。エントリーの下部は、「MTIfPingsActive」に変更しました。これで、解決したわけですが、古いテンプレートを使い続けるのも大変ですわ。そろそろ新しいのを作らんといかんなぁと思った次第です。
で、実際使ってみた感想は、インターフェースや動作スピードが改善されてたりして使い勝手がいいですね。管理が楽になったような気かしますヨ。ただし、再構築は不安定になってるかもしれません。全体を再構築してると500エラー頻発です。やっぱり、規模は違えどMySQLでも例のパフォーマンスの低下が起こっているのかな。1回の再構築数を10件ぐらいに下げるか、対策版が出るまで、全体の再構築を控えるって事で対処しよう。けど、また入れ替えか、仕方ないとわかっていつつもちょっと気分が萎え気味な今日この頃。