昨年、｢iPod｣を買ってから、休日を除くほぼ毎日、10時間近く音楽を聴いているんですが、HOTWIRED Japanで、ちょっと気になる記事がありました。

研究者たちは、普及が進む携帯音楽プレーヤーや携帯電話など、直接耳に付けて使用する機器が、若年層の難聴の原因になっていることを懸念している。

引用先：携帯音楽プレーヤー、騒音性難聴の原因により

っていうものなんですが、そういえば、SONYの｢ウォークマン｣が世に出た当時から、こういう指摘があったのを思い出しましたね。最近、こういうった記事にお目にかかっていなかったのと、携帯音楽プレーヤーには、学生時代以来お世話になっていなかったので、自分の事と思って無かったので、気にもしていなかったのですが、今みたいに10時間も聴いていると不安なってきます。

ノバク教授とその同僚がこの傾向を確認しようと、無作為に選んだ学生を調査したところ、騒音性難聴として知られる症状の発生が増加しているという気がかりな結果が出た。通常、騒音性難聴になると、高い周波数の音が聞こえにくくなり、時々軽い耳鳴りがしたり、騒音のある状況で会話が聞き取りにくくなったりする。

聴覚の専門家たちも、30代や40代——その多くは最初のウォークマン世代——に、顕著な耳鳴り、つまり耳の中でシューとかブーンという音が聞こえると訴える人が増えていると指摘する。

引用先：携帯音楽プレーヤー、騒音性難聴の原因により

という症状が発生しているらしいのですが、顕著な耳鳴りといった自覚症状も感じていないですし、会社でやってる毎年の健康診断でも聴覚に以上はないのですが、それは、あくまで現時点での話ですからね、将来そういう症状がでるかもしれないんですよね。

医師たちによると、今では音楽を聴くためだけでなく、バスや電車の中で、さらには単に通りにいるときでも、周囲の騒音を遮断するためにイヤホンを使っている人も多いという。しかし、こうした行為のすべてが聴力の衰えにつながり得る。

引用先：携帯音楽プレーヤー、騒音性難聴の原因により

はい、その通りです。仕事机横の爆音サーバの騒音が気になって仕事に集中できないので、それを遮断するためにイヤホン使ってます。けど、嫌になるぐらい耳障りなんですっ!!

じゃ、とうすればいいのかと思って読み進めたら、とりあえずの解決策が書いてありましたよ。

メインケ助教授は、昨年12月に発表されたボストン小児病院の研究者による研究が目安になると語る。この研究では、音楽プレーヤーの最大音量の60％で毎日1時間、ヘッドホンを使って聴いている程度なら比較的安全だとしている。

他の方法で聴覚を維持するよう勧める専門家もいる——たとえば、大きな音の出るスピーカーには近づかない、職場や家庭、レクリエーションで騒音の出る機械類を使う時は耳栓を使う、などだ。

引用先：携帯音楽プレーヤー、騒音性難聴の原因により

これは、半分クリアですね。大体最大音量の20%〜40%位で聴いてます。話し声が外からの音も聞こえないといけないのと、このくらいでも騒音の耳障りな部分は打ち消してくれますから、最適な音量かと思っています。後、近くの人に音漏れして何聴いているのか分かってしまうのは恥ずかしいっていうのもありますね。ただ、1時間っていうのはちょっと辛いかなぁ、といっても難聴になるのも嫌だし…。ということで、耳が疲れたと感じたら、耳栓と併用するように心がけるようにしよう。例えば2時間聴いたら、30分から1時間ぐらい耳栓をして耳を休めるってことすれば、ずっと聴き続けているよりはマシなように思えます。今でも、考え事をする時は耳栓に切り替えたりしているので、面倒って事は無いので、早速実践しよう。

できれば、爆音サーバとかの騒音発生源の無い職場で仕事できて、あまり携帯音楽プレーヤーのお世話にならないで済むんならこしたことはないのですが、雇われっていうのは会社にとって消耗品ですからね。改善する気がない上に何を言っても無駄。

あ〜、静かなところで仕事したい。