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HONDAの「CBR1000RR」は、よりレーサー的に進化したようです。

CBR1000RR

HONDAが誇るMotoGPレーサー「RC211V」と似たデザインを採用する「CBR1000RR」が、2年ぶりのモデルチェンジをしました。05年モデルは、カラーリングの変更程度と地味だったのですが、「Motor Box」の記事によると、今回の06年モデルはイロイロと手が入って大幅に進化しているようですね。ただし、デザインはパッと見た目は先代モデルと大差ないんですよ元ネタの「RC211V」も、デビュー以来、デザインは微細な変更にとどまっている事ですし、ここのところ、ホンダのデザインは他の車種でも、フルチェンジしても、あまりデザインのシルエットを大きく変えない傾向なんで、まぁ、こんなもんだろうというところでしょうか。しかし、。マイナーチェンジと思っていいのか、フルチェンジと思っていいのか、かなり難しいですね。

よく見ると、アッパーカウルからサイドカウルが一番変更されているようです。一番目に付くのは、ヘッドライト下にあったエアインテークが無くなっていますね。エアダクトの取り回しと位置が変更になったようです。またラジエターの熱を放出するインテークも、先代モデルの少し穴が小さめのモノから、開口部の大きいモノへと変更されています。後、エンジンのクランクケース辺りのカウルが取り除かれて、露出面積が広くなっています。これは、アンダーカウルが前よりも絞り込まれる形に変更されていて、カウルとエンジンとの隙間があまり無い形になった為みたいです。空力関係を良くすること目的で、実際良くなってはいると思われるのですが、恐らく、転倒すると前よりもエンジン部品が削れる面積が増えているモノと思われます。まぁ、転倒コストよりも速さなんでしょうね。リアカウルとタンクは一見見たところでは変更無しのようです。う〜ん、やっぱりマイナーチェンジのなのかな〜。と、イロイロ書いてみたんですが、結局「RC211V」と同じデザインにしましたっていうのが本質みたいです。

エンジンは、11.250回転で172hpというパワーを発生させ、圧縮比も12.2:1となり、乾燥重量176kgの車体に積まれます。CBRの乗り手に加速感を感じさせない乗り味を考えると、より免許キラーとしての性能を向上をさせていそうですね。しばらく、WSBのチャンピオンから遠ざかっているので、かなり気合い入れてパワーアップしましたって感じです。ただ、ハイパワーの環境エンジンでは定評あるホンダですから、既にユーロ3の排ガス規制をクリアというのが素晴らしいです。で、なんかトランスミッションが新しいモノになっているようで、エンジン長が若干短くなっているようです。(機械翻訳の関係でよく分かってない)他にもイロイロといじって、ホイールベースは10mm短縮の1400mmとなりました。

ブレーキのローターも320mmと大径化されて、より高いスピードからブレーキングに対応しています。また、重さも軽いモノになっていて、バネ下の軽量化に貢献しているようです。

と、ここまで書いてきて思うことは、
かなり、過激そうだな...。
というのが、正直なところですね。先代モデルも、ロードゴーイングレーサー的な性格だったのがさらに磨きかかってそうです。まぁ、先代よりも速いモーターサイクルであることは間違いないでしょう。ただ、先代モデルにもあった、軽量モデルゆえの低速域でのタイヤの接地感が薄さか消えているのか気になるところです。まぁ、間口は広いホンダですからね、ある一定の領域までは誰にでも操れるようになっているでしょうから、買われる方はあまり心配しないでもいいとは思います。

後は、どれたけ乗って面白いモーターサイクルになっているかだけど、スペック上げ優先のようだからナカナカ難しそうだな。

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このページは、naganagaが2005年9月12日 19:40に書いたブログ記事です。

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