Political and Economy
衆議院議員選挙が終わってみて思うこと
国民投票も兼ねた衆議院議員選挙が終わりましたね。とりあえず、いつもニュース番組観ながら、偉い人に対して無責任な突っ込みしているので、選挙の棄権だけは避ようと思い投票しましたヨ。
今回の選挙は、郵政民営化が争点になっておりまして、最後まで、郵政民営化という分かり易い「改革」を旗印に戦った自民党が圧勝という結果なりましたね。少なくとも、アメリカという唯一の超大国により、アメリカ型の弱肉強食社会へと好む好まざるを別にして世界的に動かされている以上、小泉政権の推し進めるアメリカ型の社会に近付ける構造改革は受け入れなければ、談合体質で決定の遅い日本経済は再び沈んでいくでしょう。そういう意味で民業の活性化の為、郵政民営化は避けて通れなくなっているというのを皆さん肌で感じてらっしゃるんですね。(そうじゃない利益誘導しか考えてない人もマダマダ大勢いますけどね)
今は、この構造をどう日本流にアレンジして、国民みんながハッピーになれるかっていうところまで話が来ていて、この郵政民営化に対して本来もっと急進的な改革を掲げなければいけないのが民主党なのに、支持団体に気を遣って郵政民営化には曖昧で消極的な姿勢しか示せず、旧社会党のような反対だけする政党になり下がったという印象を有権者に与えてしまったのが(実際になり下がった?)大敗の原因ではないかと思っています。
ただ、個人的には、郵政民営化は争点にしていなかったのですヨ。仮に民主党が政権をとったとしても、既得権益を守りたい官僚組織との戦いの中で、今の小泉政権と大差ない遅々として進行しない改革になると思うので、外交政策に重点を置いてみました。
で、イロイロとネットや雑誌等々、調べてみてで分かったのは、今回の選挙は、引きちぎれんばかりに尻尾を振りアメリカに媚びまくる小泉ポチホシュ自民政権と、中国・韓国へ土下座とサービスをしまくる岡田自虐サヨク民主政権のどちらに政権をゆだねるのが一番マシな選択かという究極の選択だったという事でした。どちらを選択しても他国に金を搾取されるATM(現金自動支払機)国家になってしまうのは間違いないので憂鬱でしたね。悩んだ挙げ句、アメリカ寄りの方が売国度数の少ないと思ったので現政権の方に入れたのですが、やっぱり酷い選挙だったんだなぁというのが感想ですね。
正直、もう少しニュートラルな政党が欲しいと思いますナ。個人的には、民主党からサヨク色が無くなって保守中道的な路線になってくれるとイイんだけどね。
最終的な結果を見て、まぁ、日本国民も捨てたモノじゃないなと思ったりもしたりしましたが、何ともスッキリしない気持ちで一杯ですね。日本ってコレでいいんでしょうか?