Electric product
薄さが魅力、「iPod nano」発売。
まぁ、Appleが「iPod」関連で新商品を発売するときは、いつも突然なんですが、今回はイベント前から「iPod」関連の新商品登場の噂で持ちきりでしたが、Appleは事前の予想(ビデオ再生ができる「iPod」等)を全て裏切って、「iPod mini」の後継機種「iPod nano」を発売しました。今年1月の「iPod shuffle」の登場と、それに続く「iPod」のHD容量アップで、「iPod mini」って大夫影の薄くなってたんで、ちょっとタイミング的には遅いような気がしないでもないですが、「iPod mini」としては消滅しちゃいましたから、完全な新商品として「iPod nano」を見ると、コレでイイだろうと納得しておきます。
ついに登場--アップルからiTunes対応携帯電話「Rokr」と超薄型「iPod nano」
サンフランシスコ発-- Apple Computerは米国時間7日、音楽再生機能を搭載する携帯電話と、人気の高いiPod miniに代わる薄型のiPodを新たに発表した。
引用先:CNET Japan:ニュース
「iPod nano」の外観は、パッと見、縦長にした「iPod」ですね。ちょうど、「iPod shuffle」と「iPpd」の中間的なデザインが与えられているのが、シリーズとして連続性を感じさせるようになっているようですね。デザインのバランス的には「iPod nano」いいような気がします。クリックホイール上下の間の取り方が、個人的にはとってもお気に入りです。後、鉛筆と同じ厚さっていう本体が薄いっていうのが最大の魅力ですね。「iPod mini」の様な小粋なおしゃれグッズ的な外観も捨てがたいのですが、コレはコレで良いと思いましたヨ。
ただ、このデザインを最初見た時、その薄さと形で、auの携帯電話「INFOBER」を思い出したのはナイショです。
機械的には「iPod mini」のHDからフラッシュROMへ記憶装置を変更と、液晶のカラー化にとどまり、容量も2GBと4GBの2つのモデルが用意されます。価格が2GBモデルが21,800円、4GBモデルが27,800円となっているのですが、4GBモデルの方は据え置き価格になっているので、「iPod mini」時代の価格的に微妙な位置づけは変わっていませんね。だって、後、5,000円足したら20GBの「iPod」買えちゃうんですヨ。まぁ、今回は同じ記憶装置じゃないので、フラッシュROMということで扱いにデリケートにならなくてもいいと言うことで納得できるとは思いますケド。
ただねぇ、バッテリーの保ちが14時間ですか。もうちょっと頑張って欲しかったなぁ。HDみたいに高速でブン回すようなものは付いていないフラッシュROMなんだから20時間位は欲しいと思いますよ。
後、同時に1年ぐらい前から噂になってた、モトローラ開発・販売のiTunes携帯電話「Rokr」が発表されました。といっても販売対象は海外で、日本には入ってこないので、あんまり関係ないかも。携帯電話の音楽配信サービスが、ある程度成功している国内キャリア各社は、どっちかというと排除って方向じゃないかなと思います。この分野でauに後塵を拝している感があるvodafoneや、NTT DOCOMOが起死回生の一発狙って発売しそうな気もしますが、電話機作っているメーカーがAppleにライセンス受ける気があるかという部分が大きいと、イロイロ大人の事情もあって実現の可能性は低いでしょうね。