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エイベックスと提携で近づく「iTMS」開始のXデー

今か今かと開始が待望されるAppleの音楽ファイル配信サイト「iTunes Music Store」(以下iTMS)なんですが、日本版開始の噂以外で、やっと初めての具体的な動きがありましたね。楽曲提供元として、エイベックスと提携だそうです。開始に向けての大きな第一歩ですね。これを契機に、他の音楽出版社も続いてくれると有り難いのですが、欧米と違って、日本の大手音楽出版社って電機メーカーのグループ企業ってとこが多いから、一筋縄ではいかないでしょうね〜。このタイミングで、第1号としてエイベックスが提携を発表したって事を考えると、先日報道された、「iTMS」の8月開始説はナカナカ難しいみたいですな。

エイベックス、アップルのiTMSに楽曲提供で最終合意

エイベックス・グループ・ホールディングスは7月14日、同社の100%子会社であるエイベックス ネットワーク(ANI)が、日本国内でサービス開始予定の「iTunes Music Store(iTMS)」に楽曲を提供することで最終合意したと発表した。

引用先:CNET Japan:ニュース

とりあえず、今回の提携で、電機メーカーと関係のない音楽出版社との楽曲提供交渉は進みそうかな。外資系は意外と早く決まるような気がしてたのに、先にエイベックスとは思っても見ませんでしたヨ。「iTMS」の楽曲に電気メーカー系の音楽出版社が含まれていなくても、独立系・外資系の音楽出版社がある程度入ってくれていたら嬉しいっていう人は、けっこう多いと思います。ただ、一般受けはすこぶる悪そうだけど...。

まぁ、既に国内でも相当数の「iPod」を売っているので、ある程度の商売として成功するだろうから、電気メーカー系の大手抜きで、楽曲を提供してくれる音楽出版社だけで見切り発車しても、商売になると思えれば、電気メーカー系の大手も後から参入してくるでしょう。

ただ、日本でのサービス元が、アイチューンズ株式会社っていうのがなんとも...、扱いが「AppleStore」と同じで、アメリカ本社が直接統括するそうですね。なんか、Apple日本って、イマイチ、Apple本社から信用されていないのでしょうか?
やっぱり、日本だけ特殊な携帯でサービスを開始するっていうのは、「iPod」のライバルメーカーの本拠地の大半が、日本だからなんですかね。Appleアレルギーの強い電気メーカー系の音楽出版社向けに、Appleという名前を出さない事で楽曲提供をしてもらおうというという配慮なんですかね。

どちらにしても、「iTMS」開始のXデーが近づいたと言うことで、とりあえずはめでたいということですね。

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このページは、naganagaが2005年7月17日 02:33に書いたブログ記事です。

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