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iTunes Music Store日本版は来年3月開始かもしれない

ついに黒船が動き出すようです。iTunes Music Store日本版(以下iTMS日本版)は来年3月開始らいしですね。まぁ、「未来のことは語らない」のがAppleの方針なんで、公式サイトの方には何にも発表されていません。Appleジャパンの広報も、曖昧な返事しかしてないようです。
フライング記事で有名な日経新聞が発信源なので、まだまだ、iTMS日本版の仕様自体は流動的だと思うので鵜呑みにしてはしゃぎ回るのは、どうかと思うのですが、やっぱり気にはなりますね。恐らく、2005年1月10日〜14日にサンフランシスコにて開催される「Macworld Conference & Expo/San Francisco 2005」あたりで、サービス開始日や1曲あたりの価格等が正式発表されんるんじゃないかと思います。何にも発表しないかもしれませんけど…。

「他社と同価格帯で楽曲を配信」、「著作権管理でも他社と同条件受け入れる見通し」、「曲数以外はサービス内容に大差ないとみられる」てな感じで、とりあえず国内で先行している他社のサービスと足並みをそろえるようですね。少なくとも本家なみの価格(1曲=約100円前後)で安く音楽ファイルを買うことは夢に終わりそうです。色々と制限の付いた音楽ファイルに200〜300円も払うのかと考えると、「もうこれは絶対に利用しますよ。」とは言えないですね。本家より少し高い100〜200円ぐらいの価格帯だったら言えるんだけど…。ここで、日本のレコード会社と喧嘩して寂しい曲数になるのもどうかと思うので、我慢しないといけないんでしょうね。粘り強く交渉を続けて、価格を下げて欲しいと思います。

次に、著作権がらみでちょっと分からないのは、ココに書かれている他社とは、どこを指すんですかね。DRMが緩いサービスを指しているのなら、本家よりDRMが緩和される事になるかもしれません。転送可能回数が10回前後に増えていると嬉しいかも。けど、普通グローバルにサービスを展開するとなると、地域でバラツキがあると問題があると考えるのが普通なので、本家と一緒の5回の可能性が高いと思いますね。恐らく、ダウンロード以外のサービスに関しても、同じ理由で本家と一緒でしょう。もしかしたら、日本版の開始に合わせて、何かしらのバージョンアップがあると最高なんだけど。

個人的には、現状の情報だけでiTMS日本版を考えると、十分骨抜き状態なんですが、あれほど頑なに拒んでいた日本の音楽業界がiTMS日本版に楽曲を提供するということは、先行する国内のサービスは、どれもダメだったという証明ですね。価格が高い、使いづらいじゃ、なかなかユーザーは付いてきませんよ。ただ、iTMS日本版も他国より価格が高いのがネックになって、先行する国内のサービスの二の舞になってしまったというオチも考えられますね。どこまで、「iPod」の普及台数がiTMS日本版の賑わいにつながるか、楽しみです。

まぁ、そんなこんなで、正式にサービス開始のアナウンスがあるまで一喜一憂しながら、未確認情報に振り回されて楽しみましょう。

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このページは、naganagaが2004年11月26日 12:00に書いたブログ記事です。

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