国内4メーカー最後はYamahaです。今年はモデルサイクルから考えて、本来ならば、05型は2年に1度の｢YZF-R6｣フルモデルチェンジなんですが、2年連続で｢YZF-R1｣がフルモデルチェンジしたので、恐らくマイナーチェンジかなと思っていたら、これも予想が当たってしまいました。シート下にサイレンサーが組み込まれたデザインになったと言われる、新しい｢YZF-R6｣は来年までお預けです。

外観を見て一目で変わったと分かるのは、前サスが正立から倒立になったことと、ブレーキキャリパーがラジアルマウント化されたことでしょう。マスターも同時にラジアルポンプ変更、タッチの改善も行われています。これで国内4メーカー全ての600ccスーパースポーツか同等のサスとブレーキを手に入れたことになりますね。それ以外のカウルとフレームは重箱の隅を突っつくような部分以外は変化なしです。一番変わったのはカラーリングでしょうかね。

エンジンの方は、吸気系のスロットルボディ径を現行の38mmから40mmへ拡大し、設定を変更と、少し手が入っていて3psほどパワーアップしてます。後、ラジエターファンが1個増えたそうです。

もう、見事にマイナーチェンジですね。といっても、足回りの変更は大きいですよ。600cc欲しいけど正立サスだからねぇと、二の足踏んでいた人って結構多いと聞いていたんで、これで買い換える障壁は無くなったので、一発市場が喚起されるかな...。あんまりされない方が強いか...、やっぱ。

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