新型、｢iMac G5｣いきなり登場って書きたいところなんですが、数ヶ月前に先代｢iMac｣が販売を中止して、新型の登場待ちの状態でしたので、予告通り順当に発売されました。｢iMac G5｣以外も何か発表があるかなと思っていたんですが、これだけのようでした。

事前に出回っていた画像等は、やっばりガセでしたね。iシリーズのマシンなのにアルミ筐体だったんで、あやしいと思っていたら、やっぱりでした。お陰で前エントリーの予想はことごとく外れましたね。ただ、デザインに関してはガセiMacの方がかっこよかったので落胆している人も一部にはいるようですが...。

アップル、新型iMacを発表--シネマディスプレイのデザインを踏襲

Apple Computerは、現地時間31日に発表した第3世代のiMacをデザインするにあたり、ミニマリスト・アプローチを採用した。

引用先 CNET Japan：ニュース

最初、このデザイン見たとき、あまりのインパクトの無さに、ちょっとショックでした。NECやIBMあたりがやっている省スペースPCに見えちゃったからなんですが、よく見てみると、この手のPCでは当たり前のゴチャゴチャしたディスプレイ下の小さな本体がすっきりとなくなり、ディスプレイの中にスッポリと本体が収まっているので、一見ディスプレイに見えます。板に1本の足が付いているだけのシンプルなシルエットですし、面の処理も飾りを一切廃しているので、インパクトが弱いと感じたみたいです。けど、iシリーズ伝統のスノーホワイトの筐体は、このくらいシンプルな方が栄えますよね。

後、前から見ると、スピーカーの無い｢eMac｣そっくりなデザインであることも大きいかもしれませんね。なんか、｢iPod｣とも似ているような気がしますが、コンシューマー向けのデザインに統一性をもたせているんですかね。けっこう、実物を見たら欲しくなってしまうようなデザインかもしれません。

やっぱりというか、筐体の中身はこれでもかと言わんばかりにスッゴイ詰まってます。冷却効率はいいそうですが、熱くなりそうなのは間違いなさそう。まぁ、直接肌に触れる訳ではないので、問題ないかと、冬はヒーター代わりにちょうどいいかもしれません。ただ、省スペース化の弊害か、メモリースロットが2本とは少なすぎ、せめて4スロット欲しかったところです。1GB以上のメモリを積もうと思ったら、すっごくお値段が高い1GBのメモリカードを買わないといけないのは辛いんですが...。

新型機の仕様等は噂系サイトで予想されていた通り、1.6GHzと1.8GHzのPowerPC搭載、80〜160GBのHD、17インチと20インチのモニタから選べます。値段も157,290円〜と先代より大夫安く設定されているので、スペックを考えると結構売れそうな気配がします。

それにしても、｢iPod｣と並べるとかっこいいですよね。女性の方が、店頭で恋しちゃって、お持ち帰りってパターンが多そうな気がします。初代｢iMac｣のような爆発的な大ヒットにはならないでしょうが、おしゃれな部屋には｢iMac｣だよねっていうイメージは更に強固なモノにしてくれそうです。