Naga Blog

Etc.

鉄製で製作中、1/1ブルーティシュドック。

何気に「スラッシュドット ジャパン」を読んでたら、驚くべき話題が掲載されてました。20年ほど前に放送されていた「装甲騎兵ボトムズ」という作品に登場したロボット(劇中ではアーマードトルーパー(以下AT)と呼ばれてました)の「スコープドック」を1/1の実寸サイズで作っている人がいるという話題が取り上げられてました。実際には、途中で変更されて、「ブルーティシュドック」という派生機体に変更されていますけど…。

他のアニメに出てくるロボットと違って、歩兵が使う兵器として設定されている為、身長が4mと比較的小さくなっています。ジープ的のようなパーソナルな量産機械ゆえ、劇中でも、主人公に度々捨てられ乗り換えられていく、主人公メカにしては可哀想な扱いでした。実際にロボットが陸戦兵器して存在したらこんな感じというデザインに当時の男連中はしびれたモンです。

Monkeyfarm なんでも作るよ。」さんに製作日記が掲載されているんですが、読んでみるとスゴイです。
実際に作っている写真が軽い文体のレポートとともに掲載されているんですが、その風景は、まさに「装甲騎兵ボトムズ」の世界です。劇中でもこういう油のニオイが漂ってきそうな工場の描写があるのですが、見事にそのままですね。

2月からの作業で、胴体とか、腕とかはもう形になっています。これだけ大モノだと、大抵動かせないのですが、なんと可動するんですね。関節あたり見てみると、往年の名キットとしてプラモ至上に輝く、タカラ製「1/24 スコープドック」が素になっているようです。実際参考にしてるって作者本人も書いておられます。最終的には動力を仕込んで動くようにしたいとか。後、一つ気になるのは、「1/24 スコープドック」ではオミットされていた「降着ポーズ」なる乗員が乗り込みしやすいように膝から上が昇降する機能があるのですが、これを再現するのかいなか。だって、この1/1モデルは素材は「鉄」なんです。自重がかなりのようなので再現されるとなると、人を乗せて動いたときは圧巻でしょうね。
1/1モデルを作ろうと思い立ったら普通はベニヤや紙とかで作ろうと思いますが、やっぱりリベットバリバリデザインのATは「鉄」ですよね。すっごい重量らしく、作業は大変みたいです。がんばれ!!

最後に「ブルーティシュドック」って事で気が付いたのですが、劇中では、ノーマルの「スコープドック」がミリタリー感覚バッチリの「緑」の機体色だったんですが、「ブルーティシュドック」はヒロインが乗るってことで、「ピンク♪」の機体色だったんですよ。ということは、「1/1 ブルーティシュドック」も機体色は設定通り「ピンク♪」って事なのかな。4mのピンクの物体…、いろんな意味で凄いな、生で見たら、さら圧巻だろうな〜。

現在、片足のふくらはぎ部分を作っているそうです。スッゴイでかいくて重そうです。なんか、製作記事読んでると、この「1/1 ブルーティシュドック」を工場から出せるのか心配になってきました。

次は、「ストライクドック」の1/1モデルも見たいのですが、無理っすかね?

トラックバック [1]

トラックバック

>> ボトムズ作ってる人 from garage CREST blog
なんでも作るよ。: 巨大ロボ製作

About this entry

このページは、naganagaが2004年8月25日 23:50に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「運転中の携帯電話使用に罰則。」です。

次のブログ記事は「バテ気味でございます。」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。