Motorcycle
iMacなモーターサイクルが発売。
毎度の「MotorBox」の記事からのネタなんですが、アメリカのモーターサイクルメーカーの「Buell」が、変なモデルを売り出しました。「XB9SX-LIGHTNING-CITYX」っていうモデルなんですが、横から撮影された上の写真を見ても普通のオンロードモデルにしか見えませんが、ハンドル周りに注目してください。なんか変ですよね。
元のモーターサイクル自体が個性的なデザイン過ぎて変かどうかも分かりづらいかもしれませんが...。それに関しては目をつぶってください。
実はハンドルまわりが、モタードバイクの様に横一文字のハンドルになり、ご丁寧にグリップカバーまで付いているんです。ちょっと安っぽいところがアメリカ〜ンな感じですね。
この「XB9SX-LIGHTNING-CITYX」、「XB9S-LIGHTNING」の派生車種なんですが、「Buell」のデザインはパッと見のイメージは鈍重そうな感じ与えますが、実際は、2気筒のスリムにエンジンと1320mmしかない短いホイールベースで、軽快に切り返しの出来るモーターサイクルとして人気です。このモーターサイクルにモタードのハンドルを与えることによって、よりコントロールしやすい特性を狙ったんだとは思いますが、どう好意的に見てもモタードが流行ってるから、モタードっぽくすると売れるんじゃないかと思ってお手軽に作ったんじゃないかって、斜めから見てしまいますヨ。さらに、車体側にはそれっぽい演出は微塵もしていないから、売れるのかは微妙な気がするんですが、そう思うのは自分だけでしょうかね。ビビッて来た人居ます?
後、このモーターサイクルの面白いところは、ライト周りのビキニカウルとタンクが、Appleの初代iMacみたいな半透明になっている事ですね。中の部品がスケスケです。電器製品では見慣れてしまいましたが、モーターサイクルだと凄く新鮮です。今の所写真の色しか選べないようですが、5色ぐらいから好みの色を選べると楽しいかもしれませんね。これから、メーカーの間て゛流行るかもしれません。
けど、さすがに飛び石なんかで傷が付きそうな、フロントフェンダーやエキパイカバーなんかは従来の不透明のままですね。
10.000ユーロ(約135万円)のプライスタグが付けられたモデルですが、売れるのか売れないのか非常に興味があります。初代iMacのようにバカ売れすると面白いかもしれません。
トランスルーセントは売れるという神話はモーターサイクル業界でも通用するか。