後、1週間で待望の｢スパイダーマン2｣の公開が始まりますね、前作はアメリカ映画とは思えないほど、主人公が悩みまくる姿が印象的な映画だったのですが、今回も路線は変わらないみたいです。naganagaは、前売り券も買って鑑賞の準備はOKです。

さて、今回は｢スパイダーマン｣のDVD化の話題。2の話題で持ちきりのこの時期に、なんで既にDVD化されている前作の｢スパイダーマン｣の話をするのかと思っています?
アメリカで発行されている漫画雑誌マーベル・コミックスの連載漫画｢スパイダーマン｣の実写化は実はハリウッドが最初ではないんですよね〜。
最初はアメリカのテレビ番組として実写映像化され、2度目の映像化は日本で行われました。製作は等身大特撮ヒーローといえばここしかないとまで断言してもいい、天下の東映だったのですよ。

1978年に製作された日本版｢スパイダーマン｣は、スパイダーマンのコスチュームと蜘蛛の能力を持った人間という設定以外は、全て日本独自の設定で展開された特撮番組でした。当時はCGなんて無かった時代ですから、壁をよじ登ったりするスパイダーアクションは生身でやっていました。派手なCGシーンが売りのハリウッド版｢スパイダーマン｣と見比べると大変しょぼいですが、スタッフのアイディアが光る独特期な動きが印象的な日本版のスパイダーマンアクションなどは、逆にハリウッド版のスタッフに影響を与えまくったという作品です。そんな予備知識無く、ハリウッド版｢スパイダーマン｣を見た時に、一発で日本版｢スパイダーマン｣に影響受けてるなって見破った人が多かったそうですからら(自分もその一人、ちょっと自慢)、ハリウッド版を作ったスタッフが日本版を見たときの衝撃はけっこう大きいモノだったのかもしれませんね。

さらに、日本版の｢スパイダーマン｣は、後に続く東映特撮に受け継がれる、｢怪人がやられると巨大化し、ヒーローの操る巨大ロボと戦う｣というパターンを作った作品でもあります。個人的には｢スパイダーマン｣といえば、最後は巨大ロボで決着をつけるというパターンだったので、ハリウッド版｢スパイダーマン｣で巨大ロボの｢レオパルドン｣が出なかったのが非常に残念でした。
なんて、感想を友人に言ったら、｢そう思うのはお前だけだ。｣なんて言われましたけどね…。
是非、｢スパイダーマン3｣が製作されるのであれば、｢レオパルドン｣出してくれ〜。(ありえない)
本場の発音で、｢マーベラー!! チェンジ! レオパルドン!! ソードビッカー!!｣って聞きたい!!

で、放映当時に東映がマーベル・コミックスから受けていた版権が切れていた為、都合上、闇に葬られる形になっていた日本版｢スパイダーマン｣が、この度、奇跡のDVD化されるそうなんです。発売は来春と大夫先ですね。もしかしたらハリウッド版｢スパイダーマン2｣のDVDと発売が被るような気がしないでもないですが。

日本版｢スパイダーマン｣のDVD化のニュースを知って、なんか久しぶりに見たいような気がしてます。今回逃すと再ソフト化されるのも怪しそうだし…、まぁ、購入するかどうかは時間があるのでゆっくり考えようかと思います。もしかして、売れたら日本版｢スパイダーマン2｣なんて企画が持ち上がったりしてね〜。(ナイナイ)

日本版｢スパイダーマン｣に関してはこちらのサイトが詳しいです。
東映 スパイダーマン

スパイダーマン 東映TVシリーズ DVD-BOX

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おすすめ平均

★10個

この作品が一番面白いじゃん

カカミックスパイダー感覚に感知あり。

シンプルだが力強いストーリー

すばらしい出来！

by G-Tools , 2007/12/13