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Motorcycle

しまなみ海道をミニバイクで走る魅力。

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先々週になってしまいましたが、しまなみ海道ラーメンKSR110馴らしツアーを決行して参りました。もうちょっと早くエントリーする予定だったのですが、なかなか文章がまとまらなくて、ずるずると遅れてしまいました。
当日は天気にも恵まれて、楽しい1日になりました。行程は愛媛県今治市の来島海峡大橋の起点にある糸山公園をスタートして、しまなみ海道の7つの橋と6つの島を渡って尾道に至ります。整備されている自動車専用道を走ると約60kmぐらいなんですが、今回は125cc以下のミニバイクなので、橋の歩道と島内道路を使う為、約80kmぐらいに長くなります。さらに、今回は因島島内で迷ってしまって距離を伸ばしてしまいました。

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本来、しまなみ海道の橋は自動車専用道路として設計されているので、125cc以下のミニバイクは料金所をくぐれません。なので、かなり離れた別の場所に専用の入り口が整備されています。自転車道を示す看板が設置されていますが、分かり難いところが多いので、初めての人は事前に地図で調べておくと良いと思います。それにしてもこの道は、幅はミニバイクが離合できるぐらいしかないので、離合してくる自転車や歩行者に気を付けて走らないといけません。さらにジェットコースターの様なきついカープの連続でなかなか走るのは大変です。勾配もかなりきついので登りはパワーのないミニバイクはなかなか走りません。逆に下りはかなり怖いです。自転車をこいで上がるとなると地獄のような気かします...。まぁ、苦労して登るからこそ、見る景色もより映えるんですよね。

登った橋からの風景は、素晴らしいの一言です。海と島の織りなす風景はこの地域独特のもので、住んでいる地元民でも見慣れている筈なんですが、いつ見ても新鮮ですね。速く走るともったいないし、自動車道のように速く走らないといけないわけではないので、ゆっくりと走って景色を楽しみました。これもミニバイクの特権ですねぇ。

基本的に島内の移動は主に国道317号線を使うわけですが、一部を除き島の海岸線に沿って整備されているので結構曲がりくねっています。とはいっても、緩いカーブが連続していて、交通量も少ないので楽しく運転を楽しみながら気持ちよく走れます。島々が点在し箱庭のような、しまなみ海道独特の海の風景を横目で見ながら走ると、きれいな空気と相まって、さらに気持ちよさ倍増といったところでしょうか。今回、行った時期は桜が満開で、道すがらお花見気分も味わえました。ちょっと得した気分です。意外とたくさんの桜が植えられているのには、新鮮な感動がありました。また、来年もこの時期に走ってみようかな。

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後、島を海岸線に沿って大きく迂回するので、橋の全体を見渡せることができます。遠くに見えていた橋が近付くにつれて大きさを増し、迫力満点になっていきます。橋に上がるため袂まで近付くと、良くこんなものを作ったものだと感心すること請け合いです。

そんなこんなで、寄り道したり、迷ったりしながら対岸の尾道まで約2時間あまりといったとこでしょうか。休憩もとりながら走ってきても、やっぱりおしりが痛くなってしまいました。けれども楽しくてあっという間の2時間でした。
3件ほどラーメン屋を回った後、日が高いうちに帰路についたのですが、夕日の頃に走るとそれはもうきれいなんです。しまなみ海道の夕景は最高ですよ。ホントに。
あ〜、また、行きたくなってきましたよ〜。

ちなみに、しまなみ海道は両岸ともレンタサイクルが整備されていますので、観光で島を自転車で走ることができます。橋の上り下りがきついですが...。尾道側にあるかは分からないのですが、今治側にはレンタバイクもありますので、今回自分がやったようなツーリングもできます。ちょっと料金が高いですが、値段分の価値はあると思いますよ。

後日、尾道ラーメンに関しては別にエントリーします。

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このページは、naganagaが2004年4月23日 00:18に書いたブログ記事です。

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