Naga Blog

Electric product

燃えるゴミで捨てられるディスク発表。

書き込み可能な光メディアの登場で、書き込みを失敗したのやら、データが古くなっていらなくなったのが、どんどん貯まってきます。基本的には燃えないゴミの袋に入れて処分するんですが、この光ディスクって、いろいろと複合した素材からできているのでリサイクルできないらしいですね。再利用している例だと、鳥避けに田んぼや民家の軒先に吊してあるのを見かけるぐらいでしょうか。
けど、ちゃんとメーカーの方はここら辺を理解していて、「紙でできた光ディスク」を開発していたんですね。これ、地味な技術ですけど、スゴイですよ!!

ソニー開発者に聞く----「紙でできた光ディスク」ができるまで

ソニーと凸版印刷が共同発表した「紙でできた光ディスク」は廃棄しやすく、環境や情報保護の面で高い期待が持たれている。ソニーの開発者によると、意外なことに技術的に難しいとされる0.1ミリ保護層のディスク規格だったからこそ、"紙化"が可能だったという。

引用先 ITmedia:ライフスタイル

と、言っても、現在発売されている光メディアの全てに対応できるものではなくて、今のところ次世代のBlu-ray Discという規格の光メディアでしか実現できないみたいです。CDやDVD、HD DVDなどは技術的に無理みたいです。(詳細は記事を読んで下さい)

紙でできているとなると、重要なデーターが入っているディスクとかを廃棄するとき、燃やしたり、ハサミで切ったり、普通のシュレッダーを通す事ができるのがいいですね。どうでもいいディスクはそのまま燃えないゴミ袋にポイできるのも嬉しいです。リサイクルも可能な筈ですので環境にも優しいですし。
ただ、普及してみると面白いことが色々と起きそうです。今思いつくのは、紙なのでディスクが折られて封筒に入ってたなんて事があるかもしれません。強度はホリカーボネート製並みにはあるそうですが、やる人はやるでしょう。

もし、次世代DVDでBlu-ray DiscがHD DVDに破れたら、この「紙でできた光ディスク」は廃れてしまうのでしょうか。けど、この「紙でできた光ディスク」を安い価格で早い段階で商品化できれば、Blu-ray Discの普及の追い風になるかもしれませんね。

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このページは、naganagaが2004年4月17日 13:45に書いたブログ記事です。

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