Naga Blog

Electric product

携帯電話のながら機能はローテクがいい。

最近の携帯電話は、テレビを見られるっていうのがウリになってきているみたいですが、正直、待ち合わせとかで人が一杯いるところで、携帯電話を目の前にかざして、あの小さな画面でテレビを見るという行為をすることに少々疑問を感じてます。歩きながらとか何かをしながらテレビを見ることは出来ませんから、個人的には無意味な機能のように感じてしまいますね。
まぁ、最近は他人の迷惑顧みず何かをしながら一心不乱にメール打ちまくっているケータイメール依存症の皆様がいらっしゃるので、羞恥心を捨てれば何の問題もないのでしょうけどね。自分の道徳心が許さないので無理です。

こういうながら機能っていうのは、別にハイテクである必要は無いんじゃないかなと思っていたところに三洋電機さんがやってくれました。auに供給されているA5503SAという機種なんですが、なんとローテクな事にFMラジオが聴けるんだそうです。

別にラジオを聴かなくてもテレビ放送を音声だけで聴けばいいと思う方もいらっしゃるでしょうが、見ることを前提にしたテレビは音声だけで聴くと何の事やらさっぱり分からないのですよ。特にバラエティとかドラマなどは、視覚障害者用副音声を聞くことでなんとかなる場合もありますが、全番組が対応している訳ではないですからね。この点、ラジオは聴くことが前提なので問題なし、ながらメディアの最古参としての威力を発揮してくれます。耳にイヤホンを刺して携帯電話はポケットに入れるだけ、恥ずかしい思いもしません。首都圏のようにFM局が多い地域だと選択肢も多いので楽しみが広がりますよね。FMラジオだけじゃなくてAMラジオも聴けると、野球中継とか楽しみたいおじさん達に爆発的に受けるような気がしないでもないですが…。なんでやらなかったんだろ?

ということは、ローテク製品と携帯電話を組み合わせると結構良いのではないでしょうか。例えば、カセットのウォークマンと携帯電話を合体とか、十徳ナイフと携帯電話を合体なんてのもいいかもしれません。

とか書いていると「腕テレビ」なる腕時計型TV「VTV-101」という商品がNHJという会社から、発売されるそうです。うお〜画期的って言わねばならないこの商品ですが、上記のテレビ付携帯電話とかぶるなぁ。そこまでしてテレビを見たいものなんですかね。少なくともコレを開発した人は見たいんでしょう。やっぱり、テレビは家でふんぞり返って見たいなぁ。

そのうちこれをベースにカメラと携帯電話機能が付いてくるに違いない。イヤホンマイクを付けるのが面倒で腕テレビ携帯電話に大声で通話する人なんかが出てきて、今よりも酷い状態になるだろうなぁ。あんまりこの手の技術革新はありがたくは無くなってきましたよ。

コメント [2]

こんにちは、夏川です。
確かに機能満載でも使うのはごくごく一部ですね。
僕もローテクの方向には一理あるかと。
ライダーとしては方位磁針があるとなにかと便利かと。
そういえば、前にディスプレイが手鏡になるというのがありましたね。
あっ、今は手鏡の話題はアレですね。
やれやれ。

>夏川さん
なんか最近のニュース見てると携帯の機能は、犯罪者を多く生み出しているのかもしれませんね。カメラ付き携帯を只手に持っていただけで、たまたま女性の後ろに立っていたら、盗撮者扱いされてしまったなんてことも起こっているでしょうね。
技術は人を必ずしも幸せする訳ではないのでしょう。
カメラなしの携帯電話が売れているのも頷けます。

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このページは、naganagaが2004年4月14日 18:30に書いたブログ記事です。

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