13日放送のNHKのプロジェクトXは、ヨシムラの特集だったんですが、色々と初めて知ったエピソードも多く楽しめました。最初はホンダ系のレーシングワークショップで、技術力の高さからほされるとか、8耐初優勝の時のエピソードなんて、豪快そのものでいい時代だったんだなと感慨してみたりしましたよ。ポップ吉村氏の仕事に対する情熱が、今のヨシムラを築いたんですね。スゴイです。一町工場が大メーカーの開発に影響を与えるなんて痛快そのものです。

もう一つ嬉しかったのは、ヨシムラ時代のケビン=シュワンツの映像を見られたことですね。ゼッケン34がまぶしかったです。初期の頃は豪快な走りしてますよね。引退した今でも豪快な走りは健在だそうです。

できれば、ヨシムラトルネードとか、サイクロンマフラーの開発のエピソードもやって欲しかったけど、言い出したらキリがないのであれで良かったことにしておきましょう。

しかし、最後の最後でその感動に水を差されてしまいました。
な〜んと、ヨシムラの話なのにエンディングのタイトルバックの映像が、トップを快走するヤマハワークスカラーのYZF…。別の映像は平忠彦氏の駆るTECH21カラーのYZF…。
普通なら赤黒のヨシムラカラーで走るGSX-Rではないのかな。確かにここ最近、8耐でトップグループを走ることは少ないが、いくらなんでもこの扱いは酷いでしょう。バイクレースの中継までやってるNHKが知らずにやっているとすればこれは問題ですよね。来週なんか言うかな、楽しみ〜。

なんか、またヨシムラはコンプリートバイクを出すみたいで、東京モーターサイクルショーでお披露目されましたね。ヨシムラの50周年(執念?)を記念して発売される｢ヨシムラ零-50｣だそうです。GSX-Rをベースに開発されているそうですので、｢ヨシムラTornado S-1｣の後継車種ですね。欲しい人けっこういるのではないでしょうか?