Naga Blog

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交通弱者になってみる。

バイクがずっこけて以来、現在の移動手段は徒歩か自転車(F4Sは町乗りをして何かあると困るので除外)ということになってしまい、久しぶりに交通弱者をやっています。交通強者として道路の真ん中を走る立場から道路の脇を走る立場に変わってみると今まで見えなかったものが、見えるようになるものですね。見えるだけならいいんですが、毎日のように怖い思いをしてます。

一番多いのは、車が対向できるギリギリの細い道を、60km以上のスピードで通り過ぎて行かれることですね。国道のような大きい道であれば路肩や歩道が広いので横を自動車が速いスピードで、通り過ぎていってもあまり怖い思いをしないんですが、細い道でやられた時には生きた心地がしません。そういう車に限ってこちらとの間隔を十分にとってくれないので、怖さ倍増です。
さらに、この手の車に乗るドライバーは、よほど腕に自信がある人が多いのでしょうね。こちらが路駐している車を仕方がないので車道にはみ出して避けている時に、対向車がいるにもかかわらず、突っ込んで来るんですよ。もともと狭い間隔に突っ込んでくる訳ですから、人と車の間隔はギリギリです。先日なんて、後ろから突っ込んできた車のドアミラーが腕にかすったんですよ。あの時、ドアミラーに服が引っかかったらどうなったんだろうって考えると背筋に冷たいものが走りましたよ。

後、道路脇の商店に入ろうとして曲がってくる車に、前を塞がれて突っ込みそうになったり、横から突っ込まれそうになったりということも多いですね。これは、バイクに乗っている時よりも多いのです。まず間違いなく自転車はバイクよりドライバーに見られていないみたいですね。

そういえば、信号のない交差点に確認もしないで、えらいスピードで突っ込んでくる車もいたなぁ〜。急ブレーキ掛けたからこけそうになっちゃいましたよ。

そして、なにより一番怖かったのが、比較的空いている対向2車線の道を自転車で走っていた時のこと事なんです。
その時、たまたま道路の左側を走れなくて、右側を走っていたんですよ。前から一台の軽ワゴン車が結構なスピードで走ってきたのです。その車が近付いてきてドライバーの姿を確認できる距離まで来た時、驚きの光景を目にしてしまいました。
なんと、運転している女性ドライバーはたばこ持った右手を窓から出し、左手で携帯メールを打ちながら運転しているのです。どうも膝をハンドルに押しつけて運転しているようなのですが、メールを打っていると言うことは明らかに前を見ていません。
しかも、突如として道路脇を走る自分に向かって突進してきたのです。かなり近距離だったので、もう逃げることも出来ず、この時自分はヘビに睨まれたカエル状態で、正直死を覚悟しましたよ。
その時、この女性ドライバーは心眼でものを見ているのか、そのままの運転姿勢で自分を避けたのです。走り去っていく軽ワゴン車の後ろを見ながら、命拾いした安堵感に胸をなで下ろしていました。

もちろん、こんな運転している人ばかりではないですよ。ただ、無謀ともいえる運転をしてるドライバーが増えてないですか? 携帯電話に夢中なドライバーも目に付くし。人間性がより自分勝手になってきているってことなのかなぁ〜。

そんなこんなで、安全確認を徹底しているお陰でなんとか事故に遭わずに済んでいますが、色々と怖い思いもしてみるのもいい経験ですね。自分が運転する上でやっちゃいけない事っていうのもよく分かりますよ。他人のふり見て我がふり直せってね。事故をしないための教訓にしよっと。

コメント [2]

日本は自転車事故世界一の国だったよふな気が・・(^^;

>カントクさん
自転車事故世界一ですか〜。今、身をもって実感しています。今日も横断歩道を渡っていたら右折してきた車にひき殺されそうになりました。
そのドライバーも片手に携帯電話を握りしめていました。
もう自転車で走るの怖いです。
バイクの方がまだ安全の様な気がしますよ〜。

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このページは、naganagaが2004年4月 1日 18:05に書いたブログ記事です。

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