Movable Type
ブログシステムの商用利用。
トラックバックして頂いた「中小企業診断士/ITコーディネータ 春日一秀のブログ」さんのエントリーにリンクされていた「テディベアピクニック」という会社の通販サイトなんですが、このサイトを見ていてblogシステムを商用サイトで使うための一つの可能性を考えてみました。あくまて、個人経営でヴァーチャルショップを持ちたいと考えてる人向けなんですけどね。
基本的には、ブログシステムで生成されたエントリーページをポストする時のように、決済システムへ飛ばすフォームのついた商品ページをブログシステムの編集画面でポストできるというものなんです。エントリーと同じように商品ページにコメントとかトラックバックがついているので、購入する人はそれらを読むことで、商品を買う時の参考になるのでうけると思うんですよ。
お店側にしても、新しい商品をネットで売り出すことも簡単に出来るし、ブログサイトに書かれたその商品に関するエントリーに商品ページのトラックバック送ったりして宣伝も出来るので、メリットは大きいかもしれません。
しかし、予想できることは、今のままでやってしまったら、どちらにもコメントスパムやトラックバックスパムに大量に流れてきますね。間違いなく。
例えば、お店の方は入ってきたコメントやトラックバックは一度目を通してから上げるとか、購入した人のみに与えられるパスワードを使わないと書き込めないなどの対策が必要でしょうし、そういったコメントやトラックバックを受けるブログサイトも商品エントリーのコメントやトラックバックの書き込める数を設定できたり、拒否したりできるようにしないといけないと思います。こう考えると、セキュリティがらみの部分が色々と乗り越えなければいけないハードルは多いですね。
今でも、ブログシステムとは別にショッピングバスケットのシステムを入れておいて、エントリーを作成する時にそこへデータを飛ばすフォームのリストを書き込めが出来ますが、いちいち面倒だし、知識も必要です。それをブログシステムに組み込むことで簡単な操作で商品の設置から管理、決済まで一元的行えると便利ではないかと思ったわけです。
そうすると、ヴァーチャルショップの構築費用が安くでき、より多くのあまりコンピュータに詳しくない商店がネットでの販売に参入できるので、さらに活性化していくのではないかと勝手に妄想してみたりしてます。ただ、最初はサイト作成をする業者に頼まないといけないですが、最初の構築費がかかるだけで、後の管理料とかは無くなるか、格安になるので構築はしやすくなると思います。
現在のISPによるブログサービス乱立を見ていると、そのうち「楽天市場」あたりが、ブログ的なシステムを取り込んで来ると思うのですが、その前にブログシステムを作っている側が先に対応してルールを決めちゃう必要があるかもしれません。