Computer
Studio MX 2004はアップグレードするべきか?
Webサイトの構築には、ほぼ例外なく、Macromediaの製品を使っているのですが、現在は1世代前のStudio MXを使っています。昨年の12月頃にStudio MX 2004にアップグレードしようと思ったのですが、メインツールであるDreamweaver MX 2004の安定性の無さと動作スピードのあまり遅さでアップグレードを中止してしまいました。それから3ヶ月が経過してStudio MX 2004用のアップデーターが次々とダウンロード可能になっていますが、実際、どのくらい改善されたのでしょうか?
米Macromedia、「Dreamweaver MX 2004」をアップデート
米Macromediaは、Webサイト/アプリケーション構築ツール「Macromedia Dreamweaver MX 2004」用のアップデート・データの提供を始めると米国時間3月12日に発表した。Macromedia社は、「同データを適用すると現行版に比べて性能と安定性が向上し、処理速度がWindows上で最大50%、Mac OS X上で最大70%速くなる」としている。
引用先 nikkeibp.jp:IT
そこで、Googleで検索して調べてみたら、さすが、blogブームですね。Studio MX 2004をアップデートした方々のエントリーがけっこうヒットしました。
Fireworks MX 2004とFlash MX 2004に関しては、あんまり書かれていませんねぇ。多少動作のもっさりした感じが改善はされている模様。まぁ、アップデート前でも、問題は無かったソフトなのでこんなものと言えばこんなもの。
肝心のDreamweaver MX 2004ですが、安定性は大幅に向上したようです。っていうかアップデート前ってalpha版(試作品)なんじゃないかっていうぐらいに、10分程使うと落ちまくる安定性の無さだったから、やっと金だして買えるレベルの安定性になったという事ですね。使っている方の報告によるとそれでも、MXの時のような変な挙動は未だ発生するそうですが...。
処理速度はMacromediaのメルマガによると「処理速度がWindows上で最大50%、Mac OS X上で最大70%速くなる」と書いていたのですが、いつものごとく眉唾ものだから全く信用はしていないです。「既にDreamweaver MX 2004のトライアル版をお使いいただいた方には、さらに30日間、
Dreamweaver MX 2004 7.0.1をお使いいただけるアップデータをご用意しております。」とか、書いているので、とりあえずトライアル版をアップデートして試してみました。アップデータって容量20MBもありますね。これでもかと手を入れてるみたいです。
実作業では、まだ使ってないので、サラリと30分ほど使ってみた感じですが、処理速度の最大70%と言うほどではありませんが、同じアプリかと思わせるほどもっさり感が消えて高速化されています。使えるレベルにやっとなりました。やれば出来るんだったら最初からやってくれMacromedia。
安定性の方も問題ないようです。アップデート前は10分程使うとで吹き飛んでいたので、30分使えたということは大夫の進歩ですね。
大幅な改善は成功しているようですが、現状ではアップグレードの申請は出さないでしよう。まぁ、ここ数ヶ月物入りで金が無いというのが最大の理由なんですが、そのうち最初からアップデーター組み込んだStudio MX 2004 7.0.1を出してくるだろうから、アップグレードはその時に考えようかなという結論ですね。
だけどね、フルCSSでサイト構築しようと考えなければ今使っているStudio MXで十分なんですよ。高い金払うのは次のバージョンでもいいかなとも思ってみたりしてます。
それにしても、Macromediaって新しい製品を出す度に、MS化が進行していくなぁ。毎回アップグレード価格を値上げして販売する割に、アブリの出来は明らかに未完成なものを出してきて、後からアップデートで帳尻をあわす所なんかよく似てると思いますよ。本当に必要か分からない機能満載なところもね。ある分野で天下とったアメリカの企業ってこういう商売を始めるものなんでしょうかね?
コメント [1]
検索エンジンからたどり着きました。
DreamweaverはStudio 3からアップグレードしていないので、最近どうなったのかわからず、急に調査を始めたところです。flash 5があるからまだアップグレードはできると思うけれど・・・mxになって、アップグレード規定も厳しくなったようだし、高価なツールになってしまいましたねぇ。
参考になりました、どうもありがとう。