最近のblogブームを反映してか、色々な会社が初心者を対象にしたblogサービスをスタートさせていますが、そこで構築されるblogサイトのエントリーの本文は、なぜ読みにくいのでしょうか?
答えは簡単、デフォルトで設定されている本文の文字が小さいのと、行間が狭い、そして1行の字数が多いのが原因です。
後は、書く側の問題ですが、長文を一気に読ませようと段落分けをしていないのもありますね。

文字の大きさを調べてみると、10px(x-small)ぐらいが多いみたいです。この大きさは本文以外のカテゴリー等のリンクや注釈に最適なサイズで、長文を読ませる必要がある本文には向いていません。
13px(small)位の大きさが、画数の多い漢字なども判別しやすく、大きすぎることもないのでベストだと思います。この上の16px(medium)や18px(large)は見出し等の強調したい文に太字にして使用するに最適な大きさです。

行間は、文字の高さの2/3位の位がベストでしょう。10px(x-small)だと120〜130%ぐらい、13px(small)だと150%位がいいみたいです。16px(medium)から上は、1行で扱う事が多いの150%を超えるのであれば好みで良いと思います。

次に1行の文字量は、画面に表示されたとき目の玉を左右に動かさないで読める文字量としては約30文字ぐらいです。これ以上だと40文字位までが限度ではないでしょうか? 逆に20文字ぐらいだと、文章が細切れになりやすく短文なら問題ないのですが、長文だと読みにくく感じます。文庫本の1行分ぐらいの文字量が適当ではないかと思います。
比較的トップページはメニューやらリンクやらでエントリーの左右幅を詰めやすいのですが、カテゴリー等の1階層下がるページは難しいと感じますが、表示項目を減らしたトップページって感じで作れば左右幅は詰められると思います。これって3コラムのレイアウトだと比較的簡単に出来るのですが、2コラムのレイアウトにしているとエントリー自体の幅も大きくなってしまうのでなかなか調整が難しいのですが、枠から本文まで間隔を大きくしたり、メニュー部分の幅を大きめするとかで対処出来ると思います。

最後は、段落分けなんですが、ようはこのエントリーのように、1つの題材が終わったら、1行開けて書きましょうってことなんですよ。長文になってくると、どこまで読んだか分かるので良いですよ。書く方もまとめやすくなりますし。

blogサービスによっては文字の大きさを変えられないシステムもあるとは思いますが、作るときの参考にしてみて下さい。