Political and Economy
来るか、自宅が発電所になる時代。
一家に一台発電所の時代が始まります。ついに、家庭用燃料電池が商品化だそうです。まだまだ、個人がポンと買うには価格自体は高い(1台数百万円)ので当面はリースをメインに普及をはかっていくそうです。脱原発、脱火力の面から大いに期待しています。
家庭用燃料電池、東京ガスが来年1月にも販売
東京ガスは8日、都市ガスから電気と熱を取り出す家庭用の燃料電池を来年1月にも販売する方針を明らかにした。据え置き型の家庭用燃料電池の商品化は国内初となる。
引用先 YAHOO!ニュース(読売新聞):経済ニュース
それは、何でか。
まず、燃料電池のクリーンさですね。都市ガスから水素を取り出し酸素と反応させ電気と熱を得るのが燃料電池の基本的なシステムです。このとき排出されるのは水だけ、他の有害物質みたいなモノは一切無しなので家の近くに設置しても問題ない訳ですね。もちろん、二酸化炭素なんて排出しないので地球温暖化対策にも有効な訳です。後、小型の割に大パワーなのも魅力です。
燃料になる都市ガスは天然ガスなんですが、なんとこの天然ガスは日本近海の大陸棚というところに無尽蔵にあるんですよ。しかも、火山のおかげで増産体制。燃料電池が普及するとエネルギーの自給率も上がる訳です。
ただ、どのくらいの燃費なんでしょうかね。いくら燃料に安い天然ガスを使っていても、馬鹿食いじゃあ意味無いだろうなぁ〜、天然ガス代だけで、ほぼ今払ってる光熱費並みとかだと嫌だなぁ。
しかしながら、現在は高コストでも普及が進むことによって小型化、低コストになれば、太陽電池や風力を追い抜いてクリーンエネルギーの大本命になる日も近いのではないでしょうか。
自宅の近所でも都市ガスの天然ガス化するため、ガス管の交換埋設工事をしてました。インフラの方は着々と整備されているみたいですね。
ただし、当家は現在の所、家庭用燃料電池発電システムの人柱に立候補する予定はありません。