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本気、珍妙な6輪車が市場に登場。

covini_c6w.jpg

ジュネーブショーのページを眺めていると、珍妙な形の車が目に入りました。Covini C6Wという車なんですが写真見てもお分かりのように、なんと前輪が4つもある6輪車なのです。作ったのはイタリアのCoviniと言う会社です。往年のF1カーであるTyrrel P34を思い出しますが、あっちはちっちゃなタイヤでしたが、大きさは普通サイズですので迫力が違いますね。

イタリアの情報サイト「Motorbox」に書かれていたイタリア語の記事を様々な手法で解読しましたところですね。
この6輪車は様々な技術的な障害を乗り越えてやっとこさ生産できるところまできたらしいです。2005の頭には発売したいそうですが、まだ値段を決められないそうです。おそらくスッゲー金持ちしか買えない価格と言うことは間違いないですね。売る気なのがある意味凄いです。

車体はカーボンとグラスファイバーで構成され、各ユニットは独立したフレームになっているそうです。
6つの車輪には総てにブレーキが装着されているようですね。凄くブレーキが効きそうですね。公道だと追突されるんじゃないでしょうか?
ステアリングは切ると前輪4つとも動くそうです。

エンジンはアウディ製の4.2リッターのV8を搭載、6速のトランスミッションと組み合わされ、最高速度は300km/hだそうです。車重は1150kgということですから、その発進時の加速力はすさまじいモノがあるのではないでしょうか。

実際、走ってみるとブレーキング時に前輪が滑るって事は、ほぼ皆無じゃないでしょうか。制動距離も短そうです。むち打ちになるぐらいにスピード殺しそうですね。
コーナー脱出時に後輪にパワーがかかって滑り出したとき、前輪の方が接地面積が大きいとどうなるんですかね。全く微動だにしないような気がするのですが...。
逆にグリップが良すぎでドアンダーの様な気がしないでもないですが...、異次元すぎて予想もつかないですわ。

フロントマスクのデザインは、前輪6輪にしたおかげで、スポーツカーらしい楔形に出来なかったので、セダンのように鼻面が立っちゃってます。おかげでなんだか安い車みたいに見えますね。デザイナーもなんとかかっこよくしようとがんばってはいるのは分かるのですが、フレンチブルドックみたいになっちゃって凄い性能の車なのにカワイイ顔立ちがナイスです。
個人的にはミニチュアカーが発売された欲しいですね。こういうチャレンジングなデザインは大好きなもので。

コメント [2]

こんにちは、夏川です。
曲がる時が大変な気がします。
タイヤが多いと燃費も悪くなるのでしょうかね。
興味深いところです。

>夏川さん
確かに前輪の摩擦抵抗は大きそうですね。エントリーでも書きましたが、どアンダーステアのような気がしてます。
そのうち「カーグラ」とか「GENROKU」あたりがインプレすると思うので、楽しみに待ってようと思います。
燃費は、この手の車を買える人は全く気にしないでしょう。
リッター1km以下でも、
「燃費えー。」
とか言って乗ってそうです。

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このページは、naganagaが2004年3月 8日 17:35に書いたブログ記事です。

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