テレビ朝日がペーパー団体経由で韓国の政治団体に資金を渡していたって話なんですが、最初このニュースを読んだ時、テレビ朝日はやっばり北朝鮮に資金提供をしていたのかと早合点してしまいました。ただ、ちょっと調べてみるとなんか変なんです。

テレビ朝日、政治団体を経由して韓国に送金していた

11月25日に定期公表された政治資金収支報告書。その中で「朝鮮半島近代文化研究所」なる政治団体の収支報告も公表されたが、その内容が驚愕だ。

まず収入として、「翻訳及び資料提出」としてテレビ朝日から120万円を受け取っていることが記録されている。そして政治活動費（収支）の内訳に目をやると、なんとその120万円がそのまま「翻訳及び研究資料の提出」として、韓国・ソウル市にあるとされる「自由北韓運動連合」という組織に横流しされていることがわかるのだ。テレビ朝日の資金が韓国に渡っているのである。

なお、政治団体「朝鮮半島近代文化研究所」は光熱費その他がゼロ。それ以外の活動実績もよくわからない。つまりいまのところわかるのは、テレビ朝日の資金を韓国に横流しするためだけの組織ということ。一体「朝鮮半島近代文化研究所」の実態は？謎だらけだ。

引用元：ウェブ新聞「豊受真報」

｢朝鮮半島近代文化研究所｣という活動実態の無いペーパー団体を使っているところが、マネーロンダリングを思わせる手法です。受け手の｢自由北韓運動連合｣は韓国の｢拉致被害者家族会｣とともに、北朝鮮に向けて風船などで北朝鮮の政治体制を批判したビラを散布している団体らしく、親北の団体ではないようなので、何故このような送金方法をとらねばならないのでしょうか。活動費のカンパとか取材のギャラとかだったら全く都合が悪い訳でもないので正々堂々正面から行えば良いと思うのですが。

｢朝鮮半島近代文化研究所｣が、ただ単にテレビ朝日から資金をトンネル移動させただけなのか。もしかしたら、テレビ朝日といえば左に傾いた報道姿勢で有名なテレビ局ですから、国内の左翼勢力から反北団体を支援しているのを知られたくないから、このような回りくどい方法を使ったのか。テレビ朝日に対して｢自由北韓運動連合｣を通じて何らかの便宜を図ってもらう為の賄賂資金だったのか否か。テレビ朝日側から何らかのアクションが無い限り、この不思議な送金問題の真相は藪の中といったところでしょうか。