Naga Blog

Motorcycle

たまにしか乗らなくなるので、手のかかる「KSR110」を手放して「XT250X」を買いました。

XT250X

昨年の11月に転倒し小破したKawasakiの「KSR110」を、この度手放しました。気に入らない箇所の部品を少しづつ取り替えて自分好みに改造してきたので愛着があるんですけどね。「KSR110」の修理中に続けていた通勤ウォーキングのお陰で、LDLコレステロール値と血糖値の数値が思ったより改善され、今後何らかの運動をし続けなければならないのであれば、先日読んだ、角川書店刊の「糖尿病は薬なしで治せる」にも、一番効率の良い運動とされていたウォーキングを続けてみようと思ったんですヨ。

つまり、それは「KSR110」に、たまにしか乗らなくなるという事になる訳です。となると、その改造が維持していく上で障害となってしまうんですね。特にキャブレターを、MIKUNIの「VM26」という口径が大きいタイプのモノに取り替えてパワーアップを得ているのですが、代わりに、いつも気候の変化に合わせて調整してやらねば、すぐ調子が悪くなるという弱点も背負ってしまったんです。毎日乗って、状況を確認し調整していれば問題ないのですが、たまに乗る程度だと、そこまでの面倒は見きれないかもと思ってしまったんですヨ。

一時はノーマルに戻す事も考えたのですが、車体が小さいと、流れに乗って走っていても危険な幅寄せや、追い越しをされたりと結構ヒヤリとする場面に遭遇する事が多かったので、ある程度のサイズのあるモーターサイクルの方が安全だと切に感じることが多くなっていたのも手伝って、この際にと一念発起して買い換をする事にしたんですヨ。

で、どんなモーターサイクルを買うのか条件を出しました。まず、2台目で下駄要素が強いという事を基本に、MV AGUSTA「F4S ev03」を止めておけない場所に行く事が、主な使用目的となります。また、なるべく維持コストをかけたくないという事と、小さい路地とかも軽快かつ安全に走れる事を重視して排気量は250cc以下とし、足つき性が良い(最低、片足の踵が地面に付く)事を条件に、モデル選びを始めました。で、調べてみると排ガス規制の強化から、軒並み各社の中型クラスのモデルは壊滅状態で、安全性に不安の残るビッグスクーターぐらいしか選択肢が無いのは驚きでしたヨ。

XT250X

自分の場合、上記で上げた条件に合致するとなると、自動的にモタードモデルが浮上してくる訳です。唯一の難点は、エンデューロモデルがベースとなるので、どのモデルも破格にシート高が高いんです。Kawasakiの「D-Tracker」、YAMAHAの「WR250X」なんかはデザインがお気に入りだったのですが、跨ってみると片足でもバレリーナ状態で、背が低い自分の場合、この時点で敗戦確定な訳です。

XT250X

しかし、捨てる神あれば拾う神ありですね。救世主がいたのですヨ。それが今回購入したYAMAHAの「XT250X」なんです。モタードモデルの手軽さそのままに、シート高が他のモデルに比べてだんぜん低い。片足の踵が完全に地面に付くというのが、購入の決め手です(これしか条件に合うモデルが無かったとも言えます)。いかんせん自分的にはデザインが今一歩だったのですが、見慣れりゃ何とかなるだろうと、そこは片目を瞑ることにしましたヨ。さらに駄目押しのごとく、排ガス規制のさらなる強化で、「XT250X」の廃止が決まり、店頭在庫を持って販売が終了するという情報が入ってきて、乗れるモタードモデルが無くなってしまうという危機感を煽られましたしね。見事、清水の舞台から飛び降りちゃってました。気が付いたら契約書にサインって感じですね。

XT250X

しかし、そんな自分の救世主「XT250X」にも、どうしても気に入らない箇所があったんですヨ。それはハンドル幅。広過ぎるんです。自分の体格だと、あと10cmは幅が狭い方がしっくり来るんです。ドリフト走行するのなら、ハンドルに力を入れることが出来る広い目が良いんでしょうけど、「XT250X」の貧弱なエンジンパワーから考えても、そういう走行はするつもりがないので、納車前に交換する事にしました。ついでに転倒でレーバーが折れないようにするガードも取り付ける事にしましたヨ。後、荷物を積むためのリアキャリアを取り付ける事にしました。

で、先日、晴れて納車日を迎えた訳です。馴らし運転も兼ねて、販売店から自走して帰ったんですけど、その時の乗った印象は、とにかく大人しいっていうものでしたね。高回転で回したら、違う世界が待っているのかもしれませんが、あまり回していない現時点で感想は、単気筒独特の低回転から発生するトルク感のお陰で、運転しやすいエンジンなのですが、高揚感みたいなモノあまり感じない実用車然としたフィーリングです。ハンドリングは、YAMAHAらしく、クイック過ぎずあまり倒さなくても曲がっていく感じです。毎日乗るのであれば、このくらいマイルドな方がいいかもしれませんね。とりあえず、1000kmまで馴らしが終わるまで、楽しみはとっておくという事になれば言うことはないんですけど、実際はどうでしょうか。

その内、馴らしツーリングという感じで遠出してみようと思います。

About this entry

このページは、naganagaが2008年1月15日 23:43に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「YAMAHAがインドで「YZF-R15」と、「FZ」を発表しました。」です。

次のブログ記事は「Appleの軽量薄型サブノートパソコン「MacBook Air」が登場しましたね。」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。