Political and Economy
破壊力抜群の南京大虐殺反論映像作品「THE FAKE OF NANKING」は素晴らしい。
今年は、いわゆる南京大虐殺から70周年ということで、日本を糾弾する中共の南京大虐殺プロパガンダ政策は加熱する一方のようで、この度、第1弾として中米合作の「Nanking」が、ニューヨークでプレミア上映されたそうです(記事はこちら)。内容は推して知るべしなのですが、コレが全世界で公開されるそうで、いわゆる南京大虐殺を歴史的事実として既成事実化するという中共の目的達成に、また一歩近付くと言うわけですな。この後にも、豊富な資金力をバックに、捏造満載のアイリス・チャン氏の著作「the Rape of Nanking」が映画化されるなど、続々と南京大虐殺プロパガンダ映画を送り出す計画のようです。対する日本はというと、「南京の真実(仮題)」という映画1本のみというお寒い状況なんですヨ。
中共のようにはしゃぎまくるのもどうかと思うのですが、もう少し怒っても対抗(冷静に)してもよろしいんじゃないかと思いますヨ。やられっぱなしな感じで、何とも情けない。
しかし、草の根レベルで頑張っている人がいるようで、「きち@石根」さんの「南京プロパガンダ4」エントリーで話題になってた、「You Tube」で公開されているTAMAGAWABOATさんの「THE FAKE OF NANKING - 1」という作品が素晴らしいです。英語字幕で展開される、米国人向け南京大虐殺反論ドキュメンタリーで、尺が短いながらもかなりの破壊力です。
戦争中に作られた国民党の工作による対米世論プロパガンダ映画「The Battle of China」を題材に、日本軍による捕虜虐殺の証拠と中共が宣伝している映像が、国民党軍による中国共産党員捕虜の虐殺の映像である事を見せてくれます。つまり、素は国民党が、日本との戦争に勝ちたいが為に行われたプロパガンダ情報戦略の一環として作られたモノと言えるでしょう。作られたのは戦時中ですから、戦意高揚の為に作られた訳で、戦争が終われば恥ずかしい思いこみだらけという事で闇に消えていく代物なんですけど、中共は、せっせと掘り出しては事実としてばらまいている訳です。ODAをもっとよこせと言わんばかりにね。
「THE FAKE OF NANKING - 1」という事で、連作になる予感。次がどんな破壊力を秘めているか、期待で胸一杯ですヨ。英語が出来る人は、映像作品にとどまらず、中共の捏造の実態をどんどん発信して欲しいものです。
で、「きち@石根」さんの「南京プロパガンダ4」エントリーでは、この「The Battle of China」の生みの親である国民党の親分蒋介石が、いわゆる南京大虐殺について語ったとされる言葉を掲載しています。戦時中は夫婦揃って反日プロパガンダに邁進したご本人も、中共にここまで利用されるとは考えてもみなかったのでしょうかね(後ろ向いて舌を出している可能性有ですけど)。人は嘘に半分くらい本当を入れると、さも本当の事のように感じてしまうそうなのですが、それを狙ってのプロパガンダだったすれば、ある意味その場限りずさんなモノだったという事を認めてる様に感じますね。
なんかね、いわゆる南京大虐殺の問題を見てると、当時の日本は、一度仇なした者(大局的見てに良い悪いは関係なし)は末代まで敵という中国人の思想を甘く見てたのでしょうね。70周年で大盛り上がりしているかの国の人達を見ると、それは今もこれからも、満足感が得られるまで(それは限りなく遠い未来)執拗に続くという事なんでしょう。まぁ、先日の中共の温家宝首相の微笑外交に、大半の日本人が騙されているみたいですから、日本の無策も加わって、この問題はこれからも続くと思うと憂鬱になりそうですヨ。
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- 南京大虐殺よりも中国の汚い嘘が腹立たしい。
- なにを信用していいのか、分かりません
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by G-Tools , 2007/05/10
コメント [2]
>「きち@石根」さんの「南京プロパガンダ4」エントリーでは、>この「The Battle of China」の生みの親である国民党の親分蒋介石が、>いわゆる南京大虐殺について語ったとされる言葉を掲載しています。
産経新聞の蒋介石秘録を読むことをお勧めします。
>匿名さん
「蒋介石秘録」は15巻もあるのですね。読むには気合いが必要ですね。この「蒋介石秘録」では、かなり南京大虐殺について日本は極悪非道だみたいに書かれている事を考えると、リンク先のエントリーに掲載されている発言は、脚色されているのではと疑いは残ると思います。ただ、自己の利益によってコロコロと言っている事が変わる国民性をお持ちの国の人ですから、どちらが本当かなんてのは、一般人では判別が難しいと思います。いわゆる南京大虐殺については客観的な資料が少ない事もあり、何年経とうが本当の事は分からないんじゃないかと思ってます。