Political and Economy
アメリカの左巻き議員によって、再び火を付けられた従軍慰安婦問題。もういい加減にして。
アメリカ議会において、旧日本軍が戦時中に強制的に徴用し慰安婦として働かせたとされる、いわゆる従軍慰安婦問題について日本政府に対し、避難する決議案が採択される可能性が高いという事で、連日マスゴミの皆様が報道しておりますね。この従軍慰安婦問題についての避難決議案は、過去何度か議会に提出されては、日本との関係を重視する共和党によって廃案となっていたらしいのですが、中間選挙の後、日本嫌いの民主党が議会で多勢を占める様になって、状況が一変したらしいのですが、この法案を過去5回提出後廃案にされても、しつこく提出し続けたマイケル・ホンダ議員の粘り勝ちといったところでしょうか。感心している場合ではないのですが…。
この従軍慰安婦問題って、マスゴミの報道とか見てると戦後から一貫して言われ続けられているような印象を受けると思うのですけど、歴史は意外と浅くて、1977年に出版された吉田清治著「朝鮮人慰安婦と日本人」で、旧日本軍の軍人が、当時日本の一部だった朝鮮半島で朝鮮人女性を強制連行し慰安婦にしたと書かれた事から、それを朝日新聞が大々的に取り上げ社会問題化した事が始まりです。
後の調査で、強制性を裏付ける客観的な資料や証拠の発見ができなかった事や、証言の信憑性に乏しい矛盾した内容に、強制性があったとは確認できず、吉田清治氏自身も強制性は捏造であると認めた事から、いわゆる韓国が主張するような「従軍慰安婦」というモノは存在しなかった可能性の方が高くなったのですが、1993年に当時の官房長官河野洋平氏が、従軍慰安婦の募集には「官憲等が直接これに加担したこともあった」と、旧日本軍が強制連行を行なったことを認める談話を発表したしてしまったんですヨ。これが河野談話と呼ばれるモノで、これ以後、従軍慰安婦問題は韓国の外交カードとなってしまったことにより、今に至るまでくすぶり続ける事になった訳ですね。
ここ最近は、竹島の領有権問題のお陰で地味な存在になっていたのですが、それをマイケル・ホンダ議員は、掘り起こして火まで点けてくれたと言うわけですな。お隣韓国では、彼を英雄視する始末。こういう反応をするだろうなと予想はしてましたが、見事に予想通りのその公道に怒るどこか呆れてますヨ。
しかし、このマイケル・ホンダ議員。なんかかなり左に巻いている人物らしく、「博士の独り言」さんの「特定献金とマイク・ホンダ議員!」エントリーによると、反日を標榜する中国系の団体から多額の献金が集中しているそうなんですヨ。アメリカで反日中国系の団体といえば、中国共産党と直結している事は公然の秘密なわけで、そこから献金を貰っている人物な訳ですから、中共の意向がかなり入っているという疑いが濃厚なのです。また、日系三世という実は詐称なのではという話もあり、未確認ですが戦時中のアメリカが行った日本人の強制収容所の名簿に彼の名前が無かったらしく、朝鮮系日本人の疑いさえ出る始末です。
要は、中共が、アメリカと日本との関係を悪くさせる為に仕組んだ謀略の可能性が高くなった訳です。韓国と日本の問題な訳ですからどんなに険悪な関係になろうとも、中共は日本から恨まれる心配もナイというのがメリットですね。日系アメリカ人を使って議会に訴えるわけですから、効果抜群です。しかし、ちょっと調べるとこういう裏事情がバレバレっていうのは、なんか中共らしいナカナカのずさんさで、尻尾を掴んでくださいと言いたげですヨ。既に麻生外務大臣は気付いているようで「日米を離間させるひとつの有効な手段で、それなりに効果を上げている」と11日のフジテレビの番組で発言しているそうです。あえて何もしないって作戦ですか?
日本では、強制性があったか無かったかで議論白熱って所なんですが、アメリカの方では、左巻きのフェミさんや人権派皆様が、そもそも慰安婦という名の売春婦いたという事自体がけしからんという話になってきているそうです。なんとしても採択に持ち込みたい、そんな意志があるようですね。占領中、そういう捌け口を用意せず、日本全国で3万件ものレイプ事件を引き起こした国の言うことかと思いますけど、自分の都合の悪いことは知りませんというダブルスタンダードのアメリカさんですからね。結局、日本が一方的に痛めつけられて終わりと言うことになるかも。
北朝鮮の核を巡る6カ国協議で、日本が早速と支援はしないっていう事で退場したもんだから、ナンとしても金を出させようと、こういう謀略を行ったと見ちゃいますけど、どうなんでしょうか。
しかし、流石はブーメラン国家大韓民国。タダでは済みませんヨ。なんと従軍慰安婦は存在したという証拠があったんだそうです。ただし、朝鮮戦争当時の韓国軍にあったという証拠なんですけどね。「きち@石根」さんの「家政婦に売春までさせた韓国・・・」エントリーによると、朝鮮戦争中の話として、家政婦と偽って慰安婦として働かせたりとか、北朝鮮ゲリラまで慰安婦にしたのではないかという話が紹介されています。人数もかなりのモノで、待遇もかなり悪かったようです。実は、今、元慰安婦の証言として語られているモノは、第2次大戦中のものでなく、朝鮮戦争中のもの何じゃないかと思いましたネ。韓国政府相手にやっても微々たる保証金しか貰えないので、嘘をついてでも高い保証金をせしめる事が出来る日本相手にやっているのではないかと疑った見方をしてしまいすヨ。
また、「慰安婦強制連行の犯人は韓国だった2」エントリーによると、旧日本軍がしたとされる強制連行も、実はやっていたのは朝鮮人自身だった疑いも出てきているようです。当時の東亜日報の記事では、誘拐という文字が並び売春という文字も目立ち、結構酷いことをしていたようです。と、なると批判されるのは日本ではなく韓国という事になりますね。
しかし、既に阿部首相は河野談話を引き継ぐなんて発言をしちゃっているモンですから、事態は硬直化、相手の思う壷にはまっているんじゃないかと思いますヨ。今からでも遅くはないので、客観的資料に基づいた検証(韓国軍による従軍慰安婦の問題も含めて)を再度政府で行い、河野談話見直しをして、従軍慰安婦問題をきっちりと事実誤認であるという事をアメリカ議会に証明する必要があるでしょう。また、アメリカ議会も、中共の息のかかった議員の意見だけで判断するのではなく、独自に調査した上で非難するのかしないのか決めていただきたいモノです。
後、「日本政策研究センター」の「米国議会は「元慰安婦証言」を検証する責任がある」エントリーを併せて読んでいただけると良いと思います。
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by G-Tools , 2007/03/23