Book
「嫌韓流の真実! ザ・在日特権」でマスコミが伝えないタブー、在日問題の一端を理解しました。
「嫌韓流の真実」シリーズっていうのは、韓流ブームの影で報道されない韓国(朝鮮人)の負の部分描いて、ネットを中心に話題になった晋遊舎刊のマンガ「嫌韓流」シリーズの盛り上がりを、宝島社が便乗して出版した本の第3弾です。今回は「嫌韓流の真実! ザ・在日特権~朝鮮人タブーのルーツから、民族団体の圧力事件、在日文化人の世渡りまで!~」と題して、戦後60年に渡って日本に住む特別永住外国人、いわゆる在日朝鮮人(以下在日)が、その被害者史観を利用し日本社会に作り上げた特権の実体、さらには、在日朝鮮人団体と、政治家、官僚、マスコミの迎合主義の歴史を、複数の書き手により分かり易く赤裸々にレポートしています。
新聞やテレビなどの大マスコミでは、まず報道されない内容なので、正直、その特権の幅広さに驚きましたネ。といっても、この巨大な利権構造の氷山一角なんでしょうけど...。
基本的には、戦後日本に巻き起こった過激な左翼運動と、それに伴う太平洋戦争の自虐史観が生み出した特権階級という事になるんですが、まぁ、読んでみるとその成立過程はブラックですよね。新興宗教に暴力団、果てはマスコミと、色々なチャンネルを用いて日本人の贖罪意識つけ込むその手法はスゴイというか、呆れたというか...。しかも、これに協力するサヨクな日本人達のお陰で、より強固なモノになっている構図は、何と言って良いやら...。orz
これも、「日本人嫌い」っていう負のパワーのなせる技なのかと思いますヨ。
大なり小なり日本社会から差別を受けてきたという背景があるのは分かる気がしますけど、他人の土地で、傍若無人に振る舞うのはいかがなものかと思いましたね。特に、ここ最近の「外国人地方参政権」の要求等の特権拡大の動きは、やり過ぎだと思います。この日本という国は、日本人の国なんですけどね...。
この在日特権というものは、北朝鮮による拉致事件から始まる一連の北朝鮮絡みの事件とも無関係ではないんですよね。長年、政治家、官僚、マスゴミが「臭い物には蓋」という姿勢で、この問題をタブー視し先送りにしてきた結果、在日社会が稼ぎ出した資金が北朝鮮に渡り、軍事兵器の開発と拡充に使われ、今、日本が直面している北朝鮮からの脅威を作り出しているんですヨ。情けなさを感じてしまいます。orz
ただ、この「嫌韓流の真実! ザ・在日特権」は、日本人社会が事実誤認をしているところなどは、ちゃんと理解して貰えるように書いているので、決して批判だけをしている内容ではないで、差別意識を煽っているといっただくいの本ではありません。そういう意味では、バランス良くまとまっているので、在日問題を知る上で入門書という位置付けで読むには、いい本だと思いますね。幅広く知ることができると思いますヨ。ただし、この本に書かれている利権構造とは、全く無関係の在日の人達も大勢居ることも頭の隅に置いて読むという事は忘れないでください。
値段も比較的安いので、興味があれば手に取ってみても後悔はないと思います。自分的には、深く掘り下げてなくてもコレ一冊あれば、一般的なレベルでは問題ないかなと思うくらいです。
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by G-Tools , 2006/08/18