Naga Blog

Computer

Apple渾身の次期OS「MacOS X 10.5」をWWDCで、ちょっとだけプレビュー。

毎年この時期に開催されるWWDCは、AppleのOS「MacOS X」の次期バージョンがプレビューされるのが恒例で、今年のWWDCも「MacOS X 10.5」がプレビューされました。ただし、今年はMicrosoftの次期OS「Windows Vista」が発売間近と言うこともあり、Appleはマネされることを恐れたのか全機能の公開は控えられ、一部の新機能のみが限定的に公開される形になりました。残念ながら、我らがiCEOスティーブ・ジョブズによる基調講演の中継は見られなかったので、ニュースサイトの記事等から新しい機能の詳細を知ったのですが、過去に遡って古いファイルを復活させる「Time Machine」と、仮想デスクトップ「Specs」は、凄く魅力的ですね。後、何やらアプリ間の連携が強化されてるみたく、イロイロと細かい変更で便利になってそうです。もう既に発売を心待ちにしている自分がいますヨ。

文章だけでも「MacOS X 10.5」の魅力は十分感じ取れたのですが、Appleとしては、それだけではMacOS X 10.5」の魅力を伝えきれないと思ったようで、Appleの英語サイトの方では、公表された「MacOS X 10.5」の機能のうち、「Time Machine」「Mail」「iChat」「Specs」「Dashboard」「Core Animation」が動画で紹介されています。

やはり、百聞は一見にしかずで、動いているのを見るとどういう事ができるのか、一発で分かります。しかも、各アプリの連携も分かり易く、使いこなせると便利そうです。ただ、要求されるマシンスペックが高そうで、ちょっとばかり古い機種だとアニメーションの一部が省略されたりしてしまうかもしれませんね。「Time Machine」も、HD容量が大きくないと真価を発揮でき無さそうだし、「Specs」もメモリーの容量が大きくないと辛そう…。部品の交換などで対処できればいいけど、古過ぎるマシン(初期のG4あたり)だと、改造の限界は来てそうだから、買い換えを考えないといけないかもしれませんネ。毎回思うんですけどね。Appleが作るOSって、使っている人間にそう思わせてしまう罪なOSですよ。

けど、いくら「MacOS X 10.5」が良かったとしても、世間的には「Windows Vista」の方がスゴイって話しになるんだろうな。機能的には、Appleが言っているように「MacOS X 10.4」レベルの代物であってもね。大多数の人は世界にOSは一つしかないと思っていますから。シェアが質をも決めてしまうのは、この業界の伝統です…。

ということで、Appleのアナウンスによると、「MacOS X 10.5」の発売は、来年の春だそうですが、恐らく「Windows Vista」の後に発売を画策しているでしょうから、ギリギリにならないと発売日は公表されないでしょう。「Windows Vista」が予定通り12月頃発売されるなら、早くて1月か2月ってところではないでしょうか。その時期には、15,000円ほど用意してスタンバっておきますから、突然発売でも対処OKですヨ。Appleさん。

About this entry

このページは、naganagaが2006年8月12日 01:36に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「姿形は変わらないけれど、中身は大幅な進化を遂げた「Mac Pro」登場。」です。

次のブログ記事は「MV AGUSTAから、鮮やかなブルーが美しい、ワールドカップイタリア優勝記念車登場。」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。