Naga Blog

Political and Economy

いわゆる「昭和天皇のご発言メモ」って、どうも政治的な意図を持った捏造みたいです。

今、日本を騒がしている日本経済新聞の大スクープ(?)である、いわゆる「昭和天皇のご発言メモ」なんですが、左右入り乱れて、政治利用合戦の様相を呈しておりますネ。元宮内庁長官の富田朝彦氏(故人)が残していたとされ信頼性が高かったモノだから、最近劣勢気味だった左勢力が、ここぞとばかりに攻勢に転じていますヨ。左巻きのマスゴミの皆様にいっては、メモの信憑性の検証なんてそっちのけで、靖国批判の大キャンペーンを展開中でして、思考停止しているんじゃないかと思えるほどの過熱ぶりですな。

今回のいわゆる「昭和天皇のご発言メモ」って、恐らく政治的な意図(日経新聞のガサ入れとか、対中媚外交派の巻き返しとか)があって世に出てきたんでしょう。最大の目的は小泉総理の靖国参拝阻止なんでしょうけど、あの人の性格を考えると、余計に参拝に行こうと思うんじゃないですかね。去年みたいに賽銭箱に小銭チャリンで済めばイイけど、そうじゃないような気が個人的にはするんですよね。

で、「昭和天皇のご発言メモ」の信憑性ですが、どうも捏造らしいです。「依存症の独り言」さんの「やはりねつ造だった「天皇発言」」エントリーによると、公開されたメモ画像に写っていた、裏写りしていた前のページを2ちゃんねらーの有志が解析。その文章を読み取ったらしいんです。その文面から察するに、ここにメモられているのは昭和天皇の発言ではなく、当時の徳川義寛侍従長の発言のようなんですヨ。検証内容については、「やはりねつ造だった「天皇発言」」エントリーを読んで頂くとして、個人的には、このメモが徳川義寛侍従長の発言であるとされるならば、自分みたいな素人が読んでも十分に納得できる文章だと思いますね。やっぱり、昭和天皇の発言として考えると、言葉遣いやらイロイロ矛盾が多過ぎると思いますヨ。

公開当時から、前のページが存在しているのに、マスゴミはスルーし続けているんだろうと思ってたら、こういう事だったのね。マスゴミの捏造病は、ついにここまで来たかと思いましたヨ。恐らく、捏造が公式に発覚したとしても、徐々にフェードアウトさせて、自分達のやった事に対して謝りもせず、何もなかったというような態度をとるんだろうな。

しかし、この「昭和天皇のご発言メモ」が世に出たお陰で、最近は逆の効果が現れてきました。政治家・評論家・財界人の売国度が、このメモに対する発言と態度であぶり出されていますヨ。右や中間の顔して潜伏していた左の人が、どんどん、私はサヨクですよと自発的に世間の目に晒されているわけです。要は踏み絵になっているって事なんですが、はしゃぎ過ぎて隠れ蓑が役に立っていない事に気付いてないみたいですネ。自民党元幹事長の古賀誠氏なんか、嬉しさのあまり中共にわざわざメモを報告しに行って、有り難くお言葉まで頂いて来る始末ですヨ。あんたは、いったいどこの国の議員なんですか。この人が日本遺族会の会長って、笑わしよるな。

まぁ、蜘蛛の子を散らすようにワラワラ湧いてくる、右や中間の顔したサヨクの皆さんを見ていると、その売国姿勢に腹が立つのを通り越してあきれてしまってます。それほど中共(韓国・北朝鮮含めて)って利権の旨味が大きいのかと思わずにはいられませんね。金の為なら国も売るってか。そんなに中共が好きなら、移住すればイイのに…。orz

ある意味、今後の日本の方向性を変えたと言っても過言じゃない、いわゆる「昭和天皇のご発言メモ」ですが、良きにしろ悪きにしろ、日本人にとって天皇という存在の大きさがよく分かった問題ですよね。だって、あれほど天皇制を嫌ってたサヨク(中共含む)が、あれだけ大はしゃぎだったもの…。

コメント [2]

http://www.nikkeibp.co.jp/style/biz/feature/tachibana/media/060812_tomita_memo/
上記のHPも読まれてはいかがでしょうか

>zeroandoneさん
リンク先の記事読みました。書いている事は他の評論家連中が書いている事と大差無かったのが残念ですね。正直、日経新聞が、「昭和天皇のご発言メモ」の前後ページも公開して時系列で昭和天皇の発言であると誰もが納得できる検証結果が得られるまで、こういった論調には賛同しかねるんですよね。立花隆氏は嫌いじゃないけど、ニュース23よく出てるからなぁ。

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このページは、naganagaが2006年8月 1日 22:08に書いたブログ記事です。

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